https://ryukyushimpo.jp/news/entry-655223.html
特に18歳未満は映像の影響を受けやすいので、日本にはおとなに対して性的な映像を子どもに見せてはいけないルールがあります。しかし、残念なことに守られていません。
非常に暴力的な映像を、インターネットを使って子どもでも簡単に見ることができます。これは社会全体の責任で、子どもたちは巻き込まれている被害者です。
良識派お母さんを自負するような人々はこういう「規制しやすいメディアが先で、規制しにくい現実に繋がっている」という論法に飛び付くけど、現実は逆だよな。非常に暴力的な映像が、暴力に巻き込まれている子どもたちの受け皿になっている。平和に暮らしている青少年がいくら影響されたって射殺動画で抜いたりできないし。「普通の市民」系の人は自己こそ普通であって何の特別の苦しみも受けていないという自認があるからこそ、暴力に深入りする青少年がいる現実への当事者性をきちんと持てないし、持てていないことにも自覚ができない。ともすれば人間の人間性を自己否定する一種の特殊な暴力に浸り、ブランクスレート仮説を信奉し始めたりする。
子供を外部から定義してしまい、彼らの当事者性を否定し、寄り添いを否定し、安易な結果叩きに走る横暴が子供をねじ曲げていくことについてよく考えてほしい。