2018-03-06

彼氏と別れると決めた

彼氏と別れると決めた。いい彼氏だと思っていたし声も身体も好きだったし食べるのが好きな点も好きなことも似ていた。いい彼氏だった。

彼氏と揉めて、別れる、と決めては少し日にちが経ち もういいか、と怒りが収まってだらだら付き合って、ということを繰り返していた。身体をくっつけて寄り添えば幸せに何事もなく付き合えている気がしていた。

先日、喧嘩をした。喧嘩というほどのものでもないのかもしれないが、喧嘩だった。このような喧嘩は初めてのことではなかったのでうんざりしていた。彼氏は頭に血が上ると勢いや焦りで筋の通らないことをいう癖がある。そうなると私は会話が成り立たないことにイライラする。その話は筋が通っていないが話を聞いているのか?と聞く。煽りのように聞こえるらしい、彼氏がブチ切れて心無いことをまくし立てて切れる。数日もすると 俺が悪かった、別れたくない、と連絡が来る。

馬鹿らしいな、と思った。今まで飲み込んでいたものが、飲み込もうと思っていた心が折れた。もういいや、と思ってしまって、そこからは早かった。多少なりとも揺れるタイミングはあったが、わたしはもううんざりしたのだ。

彼氏は短気だ。喧嘩になるとすぐに嫌なら別れたらいい、という。例えば筋の通らない話について、こういう所が嫌だ、という話をすると そういう話をさせるのはあなたも悪い、と言われる。ではどうしようか、と聞くと そっちがもっとうまくやってくれたら、と言われる。彼曰くわたしの話し方が悪く短気になるらしい。筋の通らないことを言いたくなるらしい。わたしに怒られたり詰められたりすると負けたくない、と思い心無いことを言うらしい。笑ってしまった。馬鹿じゃなかろうか。

仮にも好き合って付き合っているのだろう。これから先も一緒にいたいね、という話をするのだろうが。なのに負けたくない、なのか。考えのそういや喧嘩をして、そっちがもっとうまくやってくれたら、と突っぱねるのは負けた、と感じるからなのか。

くっだらない、と思った。勝ち負けに拘って人と付き合うならもっと素直で柔和な人間と付き合えばいい。わたしと付き合って、それを言うのか。意見を変えずに じゃあ別れたら、そっちがうまくやれ、を伝家の宝刀のごとく振り回すのはそうしたらわたしが黙るからか。

それが負けないための術なのか。

そうやって自分プライドを守るために吐いた言葉なのに、3日もすれば別れたくない、どうにかして悪いところは治すから、と縋るのか。

どっちが恥ずかしいんだよ、それ。

こうしてくれ、と頼んでいることに勝ち負けはないだろう。好きな女じゃないのか、わたしは。

わたしも悪いのは間違いない。主義主張は相違があって当たり前で、それをうまく折り合いつけるのが彼女の役目だ、と私は勝手に思っていた。男を立てる自分、がいい彼女であると思っていたかった。

けれど私が付き合った彼氏はただの子供だった。負けたくないだけの、その場がよければどうにかなると考えている、短気でわがまま子供だった。

からもういいや。付き合っている間は楽しかったです。わたしに自信をつけさせてくれてありがとうデートの楽しみを知りました。今までありがとうございました。

どっかでこの文章を読んだら気付くかな。まず読むことがないと思うけど。

次にどこかで会った時、もっといい人間になってたらいいな。暴言を吐いても謝れば帳消しになる、なにごともなかったかのように元通りになる、という幻想が、そうでないことに気付くといいな。

好きでした。好きでしたが、側にいるといつまでも甘えさせてしまって、わたしがしんどくなります。とてもとてもしんどくなりますあなたはいつまでも甘えっぱなしで、わたしばかりが割を食う。

泣きながら本当に嫌だ、と伝えて、できる限り直すけどできるかはしらん、としか返って来ないあなたとはこれでさよならです。

約束をしたのに、俺の気が変わったからしゃーない、と平気で裏切るあなたはもうわたし人生には関与しないでください。

これから先も、気が変わったから仕方ない、という伝家の宝刀を振り回して生きてください。好きにしてくれ。

思っていたよりとりとめのない文章になってしまった。わたしはいつの間にこんなに彼氏を嫌いになっていたんだろう。

4月から社会人になるわたしに良い出会いがありますように。区切り増田でした。

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