2018-03-05

バーチャルユーチューバーは「着ぐるみアイドルである

タイトルで落ちてるのであまり語ることもないが、自分はこのたとえが一番しっくりくる。

従来の(リアル)ユーチューバーや、地下アイドルアイドル声優などと本質が変わらないという指摘は最もだと思う。

自分バーチャルユーチューバーものすごく新しい、次世代アイドル像とは思わない。

取りざたされるのは中の人の「素」が見える場面であることが多く、持ち上げられ方は既視感にまみれている。

でもやっぱり決定的に違う部分があって、それがこの着ぐるみ性なんだと思う。

ディズニーに行って、ミッキー対応の良さにいたく感動したとする。

感動した対応の一つ一つは中の人主体的に起こしたことだけれど、だから中の人ファンになろうとは(多くの人は)ならない。

よって、中の人プライベートではミッキーしからぬ生活をしている、裏切られた!とも多分ならない。

一方で、園内にいるときちょっと暑いから頭を外そう、というのはご法度だ。

バーチャルユーチューバーも同じ構造ではないか

多くの人は中の人なんてどうでも良くて、その"キャラの"素の部分を見たがっている。

それはキャラクターの設計上、たまたま中の人の素の部分と一致しているだけで、本当は中の人なんてどうでもいいのではないか

もちろん中の人まで気になる人も少数いて、何人かのバーチャルユーチューバー中の人割れしまっているが、

案外、ツイッターフォロワー数などはやってるキャラクターに比べて全然伸びていない。

キャラクターのファンの多くは中の人ファンではないのだ。

自分アイドル業界は詳しくないから断言はできないが、実は本来そうなんじゃないか

実体のあるアイドルはその着ぐるみを脱げないだけではないか

ただ、流出写真に写る外見とキャラクターの外見が同じだから「園内で頭を外した」状態になっているだけではないか

そう考えると、バーチャルユーチューバーは従来と地続きのアイドル業ではあっても、確かにちょっと進歩している。

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