2018-01-23

星くず怖い

アイドルの脱退とは、本当に本人の意思だけなのだろうか。

バタバタと相次ぐ「あまり多くを語らない」卒業、脱退にそんなことを考えた。

考えてみれば芸能人会社員であり、サラリーマン、雇われの身である。誰しも会社とは「多かれ少なかれ理不尽場所」ではないか会社上司悪口を言いながら酒を飲んだことがない人はいないだろうし、飲んだ勢いで「クソ!転職だ!」と転職サイト登録した人もいるだろう。

アイドルが脱退するというと、つい私たちは本人のコメントをひっくり返してみてああでもないこうでもない、あの時の発言は…あの時の表情は…と邪智してしまうが、結局本当のことは永遠にからない。その「本当のこと」の中に「会社員としてのアイドル」を考えると、意味深メッセージを残して辞めていった推し気持ちが、少しはわかるかもしれないとこんな夜中にふと思った。

だってさ、脱退・卒業ってぶっちゃけ金になるじゃん。残されたファンは泣きながら言うんだ「◯◯の分も彼ら/彼女らを応援する!」。そしてグループ物語生まれる。オタクは結局誰しも古参になりたい。歴史が変わる瞬間を見届けて「昔はさ〜」なんて知った顔をしたがる生き物だ。

ある意味需要供給。そんなチャンスをがめつい運営がみすみす逃すわけないよね。結局そういうことなんじゃないかなって、ここ1週間散々泣いた後に悟った。

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