2017-12-19

それでも美人が羨ましい

最近過去セクハラパワハラ告発する動きが盛んだけど、そういう被害を訴える人たちを見るとやっぱり女の目から見ても美人だったり魅力的だったりするよね。決してセクハラパワハラ肯定する気はないし、全然興味のない相手交際を迫られたりしたら気持ち悪いだろうとは思うけど、それだけの魅力があることが羨ましい。

自分はそんなに美人じゃないうえに、歳もアラフィフを迎えており、あまり女として見られないのも仕方ない状況ではあるけど、自分と同世代なのにいまだに若いころからの美貌を維持していてちやほやされている人を見ると羨ましくて仕方がない。芸能人とか見た目が命の職業の人は多少の金や手間をかけてでも容姿スタイルを維持しようとするだろうけど、家庭の奥さまにおさまっていたり、特段容姿に恵まれていなくても勤まる仕事なのにやたらと美しい人を見ると「何なんだ、お前は!!」と世の不公平呪いたくなる。学生時代可愛い子とそうでない子の扱いに歴然と差があると、「歳をとってオバちゃんになれば皆一緒」と自分にいい聞かせていたんだけど、若かりし頃に美しかった人はやっぱりおばさんになっても美しい。

そんな私にも黄金時代があって、就職してからの2~3年間が一番ちやほやされていたと思う。業界的に堅くて地味なうえに、ペーパーテスト重視で採用するもんだから新入社員容姿の平均レベルがあまり高くなく、大卒の同期の中では自分が一番(?)「初々しくて可愛い」ことになっていた。他の同期は「しっかり者だ」「優秀だ」と褒めたたえられていたので、仕事の面での評価は間違いなく向こうの方が上だったと思うけど、とても新入社員とは思えないほど落ち着いて見えて、バレンタインデーの時期などに彼女たちが「どうせ私たち女の子扱いされてないんだ…」とぼやいているのを見ると、なぜか自分は皆に勝った気分に浸っていた。容姿コンプレックスがひどかった自分としては多少なりともかわいい女の子待遇を受けるととても幸せな気分になれた。が、当然毎年若くて可愛い新人ちゃんは入ってくるので、20代後半を迎え30代に近づくと私の黄金時代は終わった。

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