統計の見方にもよるが、一家庭内において男子が産まれる確率というのは、
「子をX人授かる可能性」その中から、さらに「男子である確率」となり、
一般的な出生率(⇓)など用いて算出すると、どうしても減少傾向(右下下がりの傾き)とならざるをえない。
(参考: http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei15/index.html )
これらを鑑みると、純粋に「男系男子」だけで家を維持しようとした場合は、
確率的に「3〜5世代」のどこかで、維持が困難という事になってしまう。
なので、旧くからある商家などは、早い内に丁稚やら、婿養子候補などを招き入れ、家が存続できるような仕組みを担保するようにしていた。
(今となっては考えられないが、それ故、「妾」といった存在が、時と場合に応じては許容されていた時代もあった・・・)
もう一寸、分かりやすくまとめると、
・再婚OK → 分子を微増(西欧では重婚が不可なので、この形式をとった王室がある)
・側室制度の復活 → 分子の数を増やす(増やしたければ、いくらでも調整可能)
分母が増える策は、確かに、一時的な維持確率を引き上げる事が可能だが、減少傾向(傾き)を留められるような策ではない。
(増加傾向に転じさせる事は不可能)
いま、皇統継承者4名中、50代未満の男子は `悠仁親王殿下` お一方だけと・・・、なんで、これもっと問題にならないんだろうか。