基本的に男性は知らない分野だろうから、通称使用についての簡単な歴史を説明してやろう。
女性の社会進出を妨げる制度上の障害をなくすことは、日本の少子高齢化と労働力不足を踏まえた、国策だ。「フェミニストのわがまま」ではない。男女雇用機会均等法は72年に施行され、86年、97年、99年、07年にさらに強化されている。
雇用機会の均等は進んでいたものの、民法における夫婦同姓の規定は、結婚後の女性の社会進出を妨げていた。民法の変更は、雇用機会の変更ほど簡単ではなかったが、夫婦別姓の合法化の機運は徐々に高まっていった。潮目が変わったのが2015年の最高裁判決。旧姓の通称使用は社会で一般的になりつつあることをもって、夫婦同姓は違憲とはいえない、という判決が確定した。これが意味することは、民法改正によって夫婦別姓を実現することが難しくなったことと、旧姓の通称使用を認めないことは憲法違反のおそれがあること、その2点だ。その後、一気に通称使用が進展しつつある。だが、通称使用が実務的な問題を生じる分野は多数あり、それを緩和するためには時間が必要だ。パスポートの通称併記は認められつつあり、免許の通称併記は現在検討中。
おっさんです。先日、子供のある女性と結婚しました。 子供はある程度の歳で、結婚は歓迎だけど、姓を変えるのはいやだ、と主張。 で、私が姓を変えました。 ちょっと特殊な仕事...
通称を禁止する理屈も全く存在しないわけではないわけで、その点でわがままなのは確かだろう ただ許されるわがままと許されないわがままがあるだけだ そしてそこの基準を自分で勝手...
基本的に男性は知らない分野だろうから、通称使用についての簡単な歴史を説明してやろう。 女性の社会進出を妨げる制度上の障害をなくすことは、日本の少子高齢化と労働力不足を...
通称を利用できない理屈ってそんなにあるか?パスポートとかなら別だが。今や銀行ですら旧姓のままの口座利用OKになる世の中だぞ
ふーん、よかったねおばさん
増田にはいなそう。