あのシャーロッツビル衝突事件でトランプが「双方に問題がある」って発言して全世界でドン引きされてるけど、なんかあの事件に関するコメとか眺めていると今回のトランプの発言に近い感想をいっている日本人ってけっこう多いよね。
とくに気になったのが「なんでわざわざリー将軍の銅像を撤去するの?」っていうコメ。この経緯については映画評論家の町山さんの解説みるのが一番わかり易いと思うんだけど、それでも日本人には「なぜわざわざ右翼の怒りを煽るような行動をするのか」って考えの人が多いんじゃないかな。
日本では人種差別とかの問題よりも「むやみに争いを煽る行為、和を乱す行為」のほうが嫌われるんだよね。憎しの連鎖はよくないとか、暴力に暴力で対抗したら駄目とか言い方を変えるとわかりにくくなるけど、あのシャーロッツビルの件で「喧嘩は駄目だよ」って双方をたしなめる行為って、結果的に人種差別主義者のヘイトスピーチを静観せざるを得ない、つまり彼らへの支持行為と同義だってことがわかってないんだろうな。
日本でも2000年台にはいって急激にLGBT関連の権利や人権が見直される動きができたけど、あれって結局外圧じゃん?米国がオバマ政権の時代にLGBTの権利を認める方向に動いたから、「海外ではもう常識だから日本も見習おう」って流れになっただけじゃん。でも米国でLGBTの権利が確立された背景には血と汗を流して権利を勝ち取った多くの人たちの努力があるんだよな。でもおそらく日本でそういった人たちがでたら「なんでわざわざ揉め事を引き起こすのか」「話し合いで解決すべきなのにそうやって極端な方法をとるんだ」「なんて非常識」ってフルボコkされるんだろうなぁ。
単に英語読めない奴らでしょ? ほぼ全員トンチンカンな話してる。