周りの友人はインスタ映えインスタ映えと口にする。
写真目的がなければ行かないような場所にわざわざ行って、スマホのカメラで何枚も撮る。
外食だって流行っている物を食べなきゃいけないし、家で食べるにも凝ったお洒落なものを作らなきゃいけない。
正直、甘ったるい生クリームや合成着色料が過剰についた食べ物はお世辞にも美味しいとは言えないし、値段も結構する。
周りは若い女の子で混み合っていて、みんな同じようにスマホとにらめっこして加工してトリミングしてインスタに投稿するのだ。
同じ値段で落ち着いたレストランでランチが食べられるのになぁと私はいつも思っている。
周りに強く勧められてインスタのアプリをインストールしたが彼女達が夢中になる理由は分からなかった。
一応、私も趣味の1つに写真があってたまに一人で一眼レフを持って旅行する。
だから自分が綺麗だなとか素敵だなって思った記憶を残しておきたいのはわかる。
だけど、友人達は一眼レフで撮ったら綺麗に写りすぎて盛れないとかインスタにすぐ投稿したいとかで友人との時は必ず私もスマホのカメラのみだ。
結局後で写真を見返してもアプリで犬になった自撮りと彼女達の言うフォトジェニックな有名人を真似した写真しか残っていない。
せっかく出かけたのに写真撮ることに一生懸命で残るデータがこれってなんだかなぁ...。
色々書いたけれどSNSへの感性が違うだけでみんな良い友人だし、遊ぶ事自体は楽しいから辞めろとは言わないけど(さすがに某ネズミの国の座り込みとかお店の迷惑になるような事は止めて欲しい)
たまにはインスタ映えとか気にせずにゆっくり美味しいご飯でも食べたいなと思う。
小説と映画になったアメリカン・サイコは正しかったなあ、名刺バトルとか。時代が追いついたよ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカン・サイコ
ヘイ!ポール!って言いながら後頭部に斧振りおろすのか、こわいなぁ