2017-03-30

中国から来た女の子何気なく聞いた

電車広告を指差して「”人間力”どういういみですか」。

そこにはスポーツで培う人間力、というようなキャッチフレーズ

スポーツをしている若者の姿のポスターがあり

はいものように適当に答える

コミュニケーションとか」「まあ、キャッチコピーですよ」。

中国から来た女の子は「ああ!○○さんみたいな人のことですね?」と

職場コミュ力の高い、ある男の子を例にあげた

彼はよく喋り、根回し上手で、人の気持ち逆撫でることなく、要領よくうまくやるタイプの子

しかに”コミュ力”という単語なら間違いなく彼が一番適切な例だろう

しかし、広告キャッチコピーは”人間力”のもと絵面はサッカーだかアメフトだかのスポーツマンである

うん、うーん、もちろん○○さんはコミュ力高いけど、ちょっとニュアンス違うかな?

あの広告のいう人間力は、コミュニケーションが上手なことに加えて、タフで、

チームワークがよくできて、リーダーシップもできる…体育会系?みたいな感じだと思うよ、

ほら、よくあるデキる男ってイメージの、…中国ではそういうの、ないのかな・・

うまく答えられずぼやけた返事をすると

中国から来た女の子は「タフ、ってどういういみですか?」と聞いてきた

ああ、丈夫だとか、強いとか、…

私はまたぼんやりした適当な答えを返した

毎日終電残業でも明るい気持ちと周囲への振る舞いで、周囲と(特に上司と)うまくやっていけるスキル

そんな環境お山の大将として振る舞えるスキル

いわゆる社畜として最も求められるスキル

人間力、というキャッチコピーでその企業が育てようとしているなにがしか、に疑問を感じつつ

それは国を超えて通じる価値観なのか?と単純に思いつつ

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