5歳の甥っ子との会話。
「あ、私ね宇宙人詳しいよ」
「それはたぶんチュパカブラ」
(聞き取れてない。スルー)
………
「牛のミルク?」
「その宇宙人は手に羽があって、飛んだりするんだよね」
「その宇宙人はこう飛んで、目が光ってて」
「普通ってどんな?」
「本当のやつ」
ロズウェル事件の、二人の大人が腕を持ってる写真を見せるが反応が薄い。
「これこれ」
「さっきのやつも見せて」
もう一度ロズウェルを見せる。検索結果一覧にフラットウッズモンスターが。
「これ…」
「これは大人でも怖いやつだわ。私でも無理だわ」
「怖いのはまだ見せないで」
「一番怖い宇宙人は?」
「違う。一番怖いやつ見せて」
二メートルくらい離れて見る。
「大丈夫」
グインと近場へ。
「こんなの大丈夫。ウルトラマンなんとかのなんとかのほうがヤバイ」
「敵の?」
「うん。大丈夫だけど、あんまり映さないでね」(スマホの画面にか?)
………
「悪い宇宙人が来たらにっぽんは滅ぶ?」
「じゃあお面みたいのつけて、口に息ができるのをつけて」
「それは宇宙飛行士だね」
「みんながそれになれば」
………
「良い宇宙人もいる?」
「いる。知能もとても高くてそれを地球人に教えてくれるの」
「良い宇宙人見せて」
「このキラキラしてるのが良いんだよ」
「広いってどんくらい?」
「寝てる時に?」
「寝てる時も起きてる時も、朝昼晩ずっと。」
「宇宙ってどこ?」
「空の上」
………
「怖い宇宙人見せて」
「これ?」
「違う、もっと怖くないやつ」
このやり取りを寝るまで数回。
ちなみに会話はもっとたどたどしい。あれとかこれとか多い。同じ話も繰り返す。
にっぽんと海外の違いはわかるけど、岐阜へ行ったときもここは海外って言ってたから、たぶん遠いところイコール海外だな。
私は懐疑主義で、ロズウェル事件の写真の真相とか話せるけど、まだそれは早いと判断。
甥っ子に宇宙人の本をあげたい。
どんな本をあげよう。
宇宙に興味がわくのはいいけど、その感じだと宇宙人の方に興味がいって将来危ない人になりそう