例えば風俗。男の人。特に迷惑なおっさんとして見たかんじで扱われたい。
女のアタシとしたら綺麗な人というだけで最高である。そのオネエちゃんがアタシにだけぶりっこをする。
そのオネエちゃんがアタシにどんだけ熱心に色恋営業をかけて、私はどれだけそれに騙されるんだろう。
そのオネエちゃんが渡してくれたLineかメールアドレスが私のスマホに着信するのを私はどれだけ熱心に待つんだろう。
そしてその具合がいい人に私はどのくらいで飽きて、他の風俗嬢に行くんだろう。
それを知ってか知らずか私の彼も風俗好きだった。アタシの遺伝子の片隅にある父の血が何故かそれを欲する。
綺麗な女の子。愛嬌のある女の子。彼女たちに昔会って、遊んだ記憶があるような不思議な気分になる。
どんだけ下手糞な会話でもどんだけグダグダなプレイでも喜び愛してくれる。
『女性というモノ』だとしたら確かにとても綺麗な子か自分好みの愛嬌や自分好みのプレイをしてくれる
なんていうか風俗嬢の中に好みのタイプがいたら素晴らしい感情になりそうだ。
人気者の女性と付き合う気分。自分の超タイプを犯す気分。その女性が寝取られている気分。
そんな生意気な女は壊してやれという気分。そんな女性にバカにされる気分。
全部味わう事が出来る。
自分の事だけを愛さない片思いの歯がゆさ。普通の恋愛にはない楽さ。
デート代もかからない嬉しさ。女友達ができたと思える嬉しさ。他人とずっとセフレ関係という気分。
1か月だけでも味わいたい。