オフィスでナレッジなワークをしてるのが彼らの中で唯一の優位なのだろう。
しかし、例えば彼らの工場で働くイメージが、小学校の教科書に載ってる18世紀の工場制機械工業のままからわかるように、
教養も学歴もそれほどではない。
派遣ですらQC講習会や各種プレゼンはある現代、正社員になれば転勤、技術指導や技術営業だってあるのに時代錯誤も甚だしい。
思いついたのが待遇の差である。
自称ホワイトカラーは、定期昇給がなければ、ボーナスもない、春闘も関係ない新興か、
総合職でなく一般職扱いなのに一般職とは明記されない、要するに低賃金な事務員として雇われている場合である。
この場合、自尊心を保つのが難しい。
彼らには見下す相手が必要なのだ。
欧米と日本の職業構造の違いなんてどうだっていい。
たとえ自分より良い条件で働いてる相手を見下すことになっても、イメージこそが大事なのだ。
このように自分の職業イメージと世間のイメージに剥離があることは少しも疑問に思わないのである。
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