2017-01-21

ビールを飲むのにビアバーを進める理由

ボトルを買い込んで家で写真とともに載せている人をよく見かけるが、ビールを本当に楽しみたいならば、ビールを専門にしたバーに行くべきだ。

理由を大きい順に書く。

一つ目は「店は人脈の代わりになる」こと。

このビールはどんなビールですか、こんなビールが好きなのですがおすすめありますか、など質問できるのはもちろん、お店でイベントをやっていたり、またはビール関係のチラシやフリーペーパーがあったりして情報が得られる。ただしある程度空気を読む必要がある。

二つ目は、飲食店向けの樽でしか提供されないビールは意外と多いということ。

海外ビールでも樽生のみという商品はたまに見かける(これは、瓶よりも飲食店向けの樽生の方が捌けやすいという理由なのではないかと思う)が、国内クラフトビールメーカーでも大半は瓶詰め設備を持っていないため、樽での流通が大半となる(ちなみに瓶詰めを委託しているメーカーも多い)。

また、今やスーパーでもよく見かけるコエドでも、樽のみの商品はかなり多い。

その他レアケースでは、マニアック飲食店が自店専用に醸造または輸入しているものもある。

三つ目。全てが全てではないが、流通において、ビールの扱いはあまり良いとはいえないことがある。

特に「要冷蔵」の表記がついていない海外ビールは、日本に着いてから野ざらしだったり、店でも常温で陳列されたり、ひどい場合日光さらされていることもある。

ビールにこだわりのある店であれば、仕入れ、保管、提供まで一定の質をキープしていることが多い。

あくまで傾向というか経験則なので、補足的な理由という程度で認識して欲しい。

以上。

蛇足だが、おいしいビールを飲むには金を惜しんではいけない。一杯千円なら安い方。そしてなるべくいろんなビールを飲んでみて、自分の好きなビールを見つけて欲しいと思う。

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