2016-12-13

逃げ恥」にテーマなんかないんだよ

ガッキーかわいいだけのドラマと言われているが、本当にその通りだと思う。

ネットでは変に社会派じみた解釈までされてしまっているが、あんもの蛇足の極みである

まあ確かに、女性向け作品の男としては珍しい設定なのかもしれない。

しかし、ただそれだけだ。設定そのものに大した意味などない。

だいたい、そんな大きな物語ではないのだ。

大きな物語でなければ何かというと、結局ただの「萌え要素」でしかないのではないか、というのが私見だ。

そもそも、変な設定のキャラとの間に恋愛関係は成立し得るか、という作品は、すでに山ほど出てしまっている。

例えば、90年代美少女ゲーム代表的作品ひとつであるTo Heart」においては、メインヒロインの幼馴染、

その友人のスピーカー女、委員長オカルト好きの先輩、外国人、後輩の格闘少女超能力少女など、

実に様々な設定のキャラが登場し、そしてなぜかメイドロボのマルチが人気を獲得したらしい。

だが、個々の設定自体に、そう大きな意味必然性があったとは考えにくい。

いわゆるデータベース消費というやつであって、二次元美少女という畑の中で芋掘りをした結果でしかない。

女性向け作品にしても同じことで、イケメンキャラという前提の下で、どこまでぶっ飛んだ設定が許されるか、

というチキンレースしかないように思う。

その意味では、どれだけ変な設定だろうと、よくあるハイスペック俺様キャラと地続きの存在なのだ

恋愛経験のない理系男との契約結婚」という設定は果たしてOKかNGか。

ただそれだけであって、それ以外に大した意味などありはしないのである

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん