今回はとなりのヤングジャンプ
もう最初の絵の時点で惹かれなかったんだが、ここまでシンマンの感想書いてきたということで読んだ。
うーん、なんだろう、薄味に感じてしまう箇所がいくつかある。
相撲をやっていた主人公がバスケをやろうとするまでの過程だとか、親友との友情物語だとか、試合だとかにそれぞれのページ配分の結果、薄味に感じてしまうのかなあ。
作中のいずれかの要素や設定を削って、残ったものでしっかり描けば印象も変わってくるかもしれない。
まあ、絵とかテーマの第一印象に引きずられて、私の中での評価が上がらないってのは間違いなくあるだろうけれども。
さて、第二回のシンマン総括。
読みきりとしてみた場合の完成度もそうだけれども、連載権を手に入れるためでもあるから、そういう観点を意識して描かれた作品があまり多くないのは気になったかな。
まあ、私の中では、コマ割を工夫していた「10'sプレイヤー」は地味に評価したいところだけれども、ここを評価する読者って少ないだろうしなあ。
ストーリー漫画としてなら「彼女のホントウ。」、「陽だまりメモリーグラス」、「Drive」はそれぞれ評価できる所がある。
「TAMATA~黒タイツで蹴ります~」は、キャラで物語を動かそうという意識がしっかり反映されていると感じたし。
でも、総合的には設定とかテーマとかのウケがよさそうな「ホームレスエージェント」あたりが投票数多そうなのかなあ。
冗談で「様付けしろ」と言ったのを律儀に付けるところに始まり、田中さんのことを財布と呼ぶだけに飽き足らず、とうとう本名みたいに扱う場面とか。
お宅訪問からの、流れるようにお医者ごっこをしたりとか、青木のノリが終始よすぎる。
今話、トップクラスに好きかもしれない。