真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
円滑に討論を進めるために、必要なことが何か分かるかな?
「前提、本旨の理解を共有すること」だ。
そのためには、参加する人やテーマを絞って語るのが簡単な方法だろう。
更には、討論のやり方も、何のためにやるかすら分かっていない。
本旨ではないことばかり気にする人が出てきたり、認識のすり合わせを放棄したりするから、円滑に進むことを期待するのは無茶というものだ。
更に叩き台が、例えば日記で書くような内容だったら、前提の共有なんて不可能に近い。
日記というものは本来、個人やその周りにある言葉で紡がれていて、他人が理解するのは困難な代物だからな。
もちろん錯覚だが。
けれど面白いことに、そんな状態で参加者たちは様々な自分の培ってきたものを背負う。
討論を我を通すためのものとしか思っていない人間が寄り集まっても、ゴールのないまま続けても、話は明後日の方向にしか向かわないだろう。
ネットは円滑な討論や明確なゴールを求める際には、お世辞にも向いている媒体ではない。
一見、不毛に見えるかもしれないが、前向きに考えてみようじゃないか。
混沌としているからこそ、有意義な答えを得られる可能性だってあるかもしれないということだ。
強いていうなら、ブレインストーミング法が近いかな。
……実際のところはどうなのかって?