デカルトはどのようにして 「私」といつ存在を真っ先に疑い得ないものとして見つけ出すか?またその場合の私とは?
一人部屋に閉じこもり思考実験
その結果「何ら確実なものはないということだけが確実」という自己矛盾的結論を行きつきかける。その瞬間、こうした自己矛盾的結論の作り主として「私」が必要だと考え、「私」という存在をデカルトは確信
(精神)
身体
⇒こうしたデカルト的な私の捉え方に対しては、精神的分析の立場から批判可能
分析における人間の心の構造の分析のもとに可能となるデカルト批判
前意識→ある時点では意識されていないが、それに向け思い出すことのできる心的内容の存在する心の層
無意識→どんなに意識化を試みても意識化出来ない抑圧された心的内容が存在する心の層
人間の心
es=it エス→人間の心における純粋に本能的・無意識的部分。専ら快感原則に従い。※現実原則は無視する。