『私が大好きなアニメを見れなくなった理由』(1/2)
割と実話マンガ pic.twitter.com/3vf1UJhaHe— みこと/micorun (@micorun) 2016年3月1日
『私が大好きなアニメを見れなくなった理由』(2/2) pic.twitter.com/Ggt0NoBMu5— みこと/micorun (@micorun) 2016年3月1日
最近話題になったこの漫画・ツイートに対して、他人の批判に流されて好きじゃなくなるなんて下らないし、作者が流されやすいだけではという突っ込みが多いように見受けられる。
その可能性は高いが、そこまで強烈に他人の批判の影響を受けたというのは、その批判内容が的を得ており、それに気付かされて魔法が解けてしまったという可能性もある。
どうやら、このほぼ実体験ネタ漫画の元ネタの作品はアニメ・劇場版の某アイドル作品らしい。
実際あの作品は「よく分からないけど今が最高」モードで勢いで見ないと楽しめない作品だ。間違っても神とか名作というのは難しい。
比較的冷静な人だとファンですら多くが「ライブシーンと雰囲気はいいけどストーリーはクソだからな~」と言ってたりする。
劇場版に関してはファンによる内容への批判長文が大きく話題になったこともあった。
おまけにアニメ1期2期は海外ドラマ盗作問題がついて回っており、これには熱心な盲目信者ですら閉口して言及しようとしないことが多い。
そんな瑕疵だらけの作品なので、「今が最高」モードになるスイッチをOFFにされたら万事休す、評価する所が見付からなくなった、となるのも不思議ではない。
基本的には好きな物を否定されたら根拠がなくとも「そんなことはない!」と反論したくなるものだろう。
しかし、そうならずにショックで萎れるように興味を失ってしまったのはあの作品に反論できる要素がなかったからという可能性がある。
逆にいえば漫画の作者は凡百のあのアニメのファンよりも賢しかったために批判を聞いて内容の拙さに気付かされてしまい、ショックでそうならざるを得なかったのかもしれない。