2016-01-09

川谷絵音の犯した過ちに思いを馳せて

おとといだったか、この男が実はとんでもないクズ野郎であったことをニュースで知り、ネット炎上しているのを見ながら、これは当然の報いだと思った。

仕事始めのつらい気持ちを解消するメシの美味いニュースだった。

ところが今日、この出来事についてテレビで流れているのを見てたら、この男のことが少し哀れに思えてきた。

ゲスの極み乙女といえば、2015年に爆発的にブレイクしたバンドである。街とかCMで頻繁に曲が流れているのを聴いた。

日本音楽に飽きてきた俺も、なかなかシャレた音楽だなと思った。

この俺にさえもわずかな興味を持たせることができたバンドであるから最大級成功を収めたといって良いだろう。

川谷絵音含むバンドメンバー達は、2015年をこの上ない絶頂感と共に過ごしたに違いない。

俺は想像する。

無名アマチュア時代から、どれほどの女性ファンをあのハイセンス音楽で魅了してきたのだろうと。

金も女も全て自分の才能で獲得できることを実感したときの全能感は想像を超える気持ちよさであるはずだ。

そこに大女優ベッキーである

これまでテレビの向こう側にいたあのベッキーが、自分に言い寄ってくる・・・信じられない!きっと本物はテレビで見るよりずっと可愛いのだろう。

突然の大成功には、転落人生がつきものである

ベッキーから好意という悪魔の囁きを振り切ることができる男が、一体どこにいるというのだろう?

しがないミュージシャンだった男が、圧倒的成功を収めたのち大女優に言い寄られ、正常な判断力を保てるはずがない。

・・・はじめは、羨望や嫉妬気持ちからこの男を批難していたが、この男の歩んできた軌跡を考えると、俺と同じ弱き男なのだなと思い、可哀想に思えてきた。

ただ、この過ちがクズであることに変わりはない。社会的制裁を受け入れ、また人生を一からやり直してほしい。

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