今回はインスタントラーメンのおさらい関連。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
1.忠実に作らない
2.味見をしない
3.味オンチ
4.そもそも飯の「美味い」、「不味い」という概念に関心がない
説明どおりに作ったのに、なぜ?と思うだろう。
知らない人が多いが、ラーメンって伸びるんだぜ。
そして、麺が汁を吸っている。
麺の質量が多ければ、その分どんどん麺は汁を吸っていってしまうからな。
ラーメンを作る→食べる場所まで持っていくまでのプロセスに時間がかかるようなら、それを踏まえて茹でる時間を調整したまえ。
麺などの小麦はちゃんと火を通さないと消化によくないが、だからといって不味いラーメンを食べるのも健康によくないからな。
トッピングは君にはまだ早い。
だが、その野菜炒めを作ってラーメンに加える時間と、ラーメン自体を作る時間を上手いこと調整できるか?
片方ずつ作っていたら、伸びたラーメンか、油が悪目立ちした野菜炒めのどちらか、或いはどちらもが出来るわけだが。
あと野菜炒めに使う野菜の水分を考慮して、その分ラーメンのスープを濃い目にするか、或いは野菜炒めの味付けを濃い目にするとかがちゃんとできるのか?
そこにまで考えが及ばないから、及んだとして上手くできないから、初心者のうちはやめたほうがいいといっているんだ。
普通に作ることすらできないのに、なぜアレンジする……まあ答えよう。
なぜ味が薄いかというと、単純にスープに使っているお湯の分量が多い。
その作り方で、麺を茹でるのに使うお湯と同じ分量を、スープに使っていたらおかしいのはさすがに分かるよな?
茹でるのに使うお湯の分量は、麺が水分を吸うことを計算に入れた上で設定されている。
つまり実質の水分は、茹で上がった麺+スープになるわけだから、茹でるのに使ったお湯の分量=スープの分量という考えでは明らかに多くて味が薄くなるわけだ。
後もう一つあって、その作り方だと麺を茹でた際のデンプン的なものがスープにほとんどない。
あれを麺を茹でたお湯ではなく、普通のお湯で溶かして飲んでみるといい。
「なんだか物足りない」と思うだろう。
つまり茹でた麺から浮き出る油やデンプンには、それだけの旨み(?)があるわけだ。
それを補うためには、実際よりもやや濃い目に作らないといけない。
最終的には好みだが、私なら袋に記載されたお湯の分量の半分以下でスープを溶かすかな。
もちろん、麺はしっかり湯切りしたまえ。
仮に濃すぎても、つけ麺風に食べることもできるし、後で割って調整も出来る。
素晴らしい。 シチューをマズく作るやつは初めて見たと妹に笑われた私に是非ともご指導いただきたい。