私の彼氏は、こちらからメールを送ると返信はきちんとくれますが、向こう発のメールは用事がある時だけ。
3日、4日、5日とメールを待ってもついに来ず、自分からメールを送る時の不安感。
私のメールに対する返信も、気が乗らないと、まるでそっけない。
「気が乗らないけど義務感で返してくれてるんだな」と手に取るようにわかるメールで、そんな時、私は不安が募ります。
でも、会えば優しくしてくれて、メールが無いことも単に仕事に夢中になっているからだと、頭ではわかっている。
わかっているから、「メールくれないね」とか、やいやい言いたくない。
でもメールが来ないと「私のこと忘れてる?私の存在頭にある?」って不安になる。
この不安を頭から取り払い、メールくれない彼氏にも催促がましい事は何も言わず、久々の用件メールを笑顔で「待ってたよ〜」と迎える、
たとえば、暇な時間があるから余計な事を考えるんだと、新しく習い事を始めてみたり。
難しい本を読んでみたり(エーリヒ・フロムの「愛するということ」をカフェでじっくり読みました)。
習い事への行き帰りの電車の中とか、寝る前のちょっとした時間とか、本に飽きてぼーっとしてる時とか。
不安感はなくなりませんでした。
結局、一番効いた方法が、トキメキ要素を他の相手に補ってもらうこと。
他の相手というのは、三次元の人ではありません。浮気、ダメ、絶対。
相手は二次元です。
「いつも周りの人にクールに接する男性が、自分にだけは慈愛に満ちた眼を向けてくれる」だとか。
「風邪で寝込んでる自分を、不器用に、でも全力で甘やかしてくれる」だとか。
そういうトキメキを外部で、二次元で、補給していたら、いつの間にか彼氏にそういう要素を求める気持ちが抑えられてきました。
もちろん、くれるなら全力で欲しいですよ、彼氏からのトキメキ。
でも彼氏は生身の人間だから、私の煩悩を満たすために存在している訳ではないし、彼には彼の都合がたくさんあって、彼女というのは生活の中の要素の一つでしかない。
健全な男性なら、恋愛以外にも大切なものはたくさんあって当然だし、私も彼氏の生活の他の要素を大事にしたい。
そこで二次元。
都合のいい二次元。
俺は親に対してそれやってたなあ 二次元がなかったら今まで生きてこれたか自信がないわ 二次元様様だ