2015-09-19

疎遠になってた友達との話

既婚で子どももいる友人が遊びにおいでと誘ってくれたので、遊びに行ってきた。

私自身は最近既婚者になった。仕事も様々な理由から退職したので以前よりも時間の融通が効いたのだ。

そういえば彼女とは最近まりメールもやりとりしてなかったな、学生時代は仲が良かったのにな…それがなぜだかよく思い出せないままに遊びに行った。

そして思い出した。

彼女のあることが私は嫌いで、それでなんとなく関係が疎遠になっていたことを。

彼女はとにかく人の容姿について語る人だった。

あの芸能人は目が大きくて顔も小さくて美人、同じサークルの先輩はビジュアル系が似合う感じでカッコイイ、バイト先の後輩は小さくてかわいい

かわいい」の基準はともかくとして、彼女可愛い、綺麗、美人、そんな形容詞が似合う人が好きだった

それと同時に、それとは反対の評価を下す人の話も良くした

学部のあの先輩は鼻が低くて不格好、あの先生は化粧が下手でその上不美人、この間すれ違った人はこんなふうに醜悪だった…

容姿好き嫌いが激しい、と言ったらいいのだろうか。

そういう話を私はよく雑談の中で聞かされた。

私ははっきりいって不細工な部類に入る人間なので、私のいないところでそんな風に語られているのだろうなと思うと嫌な気持ちになり、結果として疎遠になったのだった。

それを思い出したのは、彼女が今も変わらずそういうことを語ること、そして彼女旦那さんもそうであったことがきっかけだった。

テレビを見て「この人ぶさいくだよね」「この人絶対整形だよw」旦那さんは嬉々として語る。彼女もそれに同調する。

ああ、いろんな意味でお似合いの夫婦なのだな、と思った。

変ってないのだな、とも思った。

だって人の美醜は気になるし、自分自身のことも気にする。容姿について言及することは行き過ぎなければ悪いことではないし、話題上りちなことでもある。

けれど、人の悪いところを嬉々として語るのを聞くのは嫌だ。

容姿の話も含め、人の悪口陰口は聞いている方が嫌なものだ。私もそうなってないか気を付けよう。

私自身がその話を聞き続けるのが嫌なので、またしばらく疎遠にさせていただこう。

そう決めて友人夫妻と別れ、家路についた。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん