んー。なんというか。わかりやすくしようというのはわかるんだけど、それゆえにどうしてもすきになれない。描かれているすべてが既知すぎる。ワクワクしない。
「わかってること」を繰り返し説明してるだけのように思うし、単純戯画化がすぎる気がする。
実際の日本と違って直接民主選挙やってたり中抜き構造になってるから単純比較するのは間違いなのもわかってるけどそれにしても、国家というものを描くにしてはチープすぎる印象がある。ネットの、しかもかなりレベルの低い層の描写を国家全体として描いているような気がしてどうも気分が良くない。 いろんな要素入れようとしてすべての描写がどれもスッカスカになってる感じがする。
5話の感想で「郵政選挙の頃まで時代が逆行しちゃってるけど、ここから新しい話作れるの?」と書いた。あまりにも郵政選挙まんま過ぎて、こいつら新しい何かを提示するつもりがあるのか?ってげんなりした。今何年だとおもってんの。この作品を作ってる人たちは、あのあたりに元凶があると思ってたりとか、今もあの頃も全然変わってなくて、あの事件が象徴だと思ってるのか、そのあたりも未だによくわからない。
クラウズの問題点もさ、こんなにリスクでかすぎるものをいきなり国家のシステムとして取り入れるとか菅山首相はアホかという話は1期が終わった時に散々文句言った。そのリスクの顕在化というか、当然のように起きると予測された反動を延々と9話まで描いてきてるわけだけど、それって話が全く先に進んでる感じがしないじゃないですか。
1期っていろんな問題を踏まえつつ、それでも信頼や情報公開を武器とするとして前に進もう、未来の可能性を考えようという信念が感じられたからワクワクしてたのに2期になって話はひたすらに後退していってる。1期終了時点から当然のように想定できたことが想定通りに起きてるだけ。 こんな既知の問題の説明だけ丁寧にやられても、それだけなら教科書読んでる方がよっぽど情報量多いし、正確だしで楽しいよ。 これは教育アニメじゃないんだから、アニメにしか描けないことをやってほしい。エンタメとして、何かワクワクさせてくれる要素がほしい。未知のなにかが欲しい。
http://anond.hatelabo.jp/20150906120549 よりによって5話を見てすごいって騒いでるブロガーとかいたよな。そういうレベルの人間を対象にしてんじゃないの?
カッツェさんの出番が増えてきたら面白くなるんじゃない?
とりあえず最新話のジョーさんはねえわ。 ゲルに肩入れ当選させといてことここに至ったら当選させた俺の責任だとかいって一人で突っ走りだすし。 寡黙でいろいろ考えてるようで実は...
物語としてのフォーマットとしてみると、 大きな枠として見れば1期と同じ。 「安定」に「不確定要素」が入ってかき回すっていう。 1期だと凝り固まった偏見しかないガッチャマン...