2015-08-16

切れ目の見えない趣味は数を制限した方がいい

世の中には多数の趣味がある。

現代情報へのアクセスのしやすから新しい趣味を始めやすい事もありいくつもの趣味を掛け持ちしている人も多いだろう。

だが掲示板SNSネットゲーム創作活動音楽鑑賞、といった「切れ目が見えにくい趣味」は数を制限した方がいい。

食事は1通り腹がいっぱいになったらその日はもう終わりだし、筋トレは体の回復ギリギリの負荷をかけたら切り上げる他ない。

しかし上であげたような趣味にはそれがない。

だらだらと掲示板でいくつものスレ渡り歩いて喧嘩を売り続けることは可能だし、SNS友達千人作ってずっとだべっている事もできる。

それでもその趣味の数が1つ2つであれば「飽きる」というシステムによって生活の根幹までが趣味に脅かされる事は防げる。

ところがいくつもそういった趣味を持っていると、ネトゲに飽きたら絵を書いて、それに飽きたらダラダラ音楽を聞いて、それで飽きたらまたネトゲ趣味無限ループを作ってしまうことが可能になる。

こうなると日がな一日趣味に浸ることが出来て一見有意義に見えるが、それで人生うまく行くのはニートと老人ぐらいのものだ。

休みの日の何割かは仕事を一切忘れるべきなのは事実だが、全ての休日仕事を忘れて生活していけばそのうち古い人間になってしまう。

私生活時間を少し削って勉強反省時間に当てるのは本当に必要なことだ。

それどころか平日にまで趣味のことばかり考えるようになったのでは仕事が手につかなくなるどころか、仕事をしているせいで趣味に没頭できない自分を惨めに感じてQoLが下がることは請け合いである

趣味時間が全くない人生は確かによくない。

だが趣味時間侵食されきっても人生にはよくないのだ。

そのバランス感覚を取るためには切れ目の見えない趣味の数は絞ることが寛容なのだ

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