2014-05-28

非正規の雇用流動化について何となく批判してはいけないのではと思うようになった

就職試験で「非正規雇用について述べよ」という問題が出された。

一般常識としてはポピュラーな問題なので、自分なら、というか客観的に見てメリットデメリットを羅列して

その中でどういう問題が孕んでいるのかという事を書いて行かなくてはならない。

そう思って、とりあえず簡単に非正規雇用について書いて、何故流動化するのがダメなのかという批判を主張する事にしたのだ。

試験後、昼休みを挟んで二次面接が始まったんだけど、人事の人の様子が、空気が重かった。

面接で聞かれたのが「非正規を雇うのが何で駄目なんだ?」という質問だった。

一般常識について問われたと思って、「非正規を雇う事自体が問題なのではなく、非正規ばかり増やす等によって会社本位に人件費カットしていくと、

能力のある人材がいなくなるばかりか、最終的には無理を生じさせて会社経営破綻が生じてしまう」という事を最近話題になったすき家を例に挙げて

熱く批判してしまったのが人事の癇に障ったのか、

「ウチは非正規が多く、これからも非正規を雇う。これの何が悪い」といきなり怒ったような態度を見せだした。

嗚呼、これは落ちたなと思ったら面接後にはエレベーターまで見送られてしまった。

二日後には、お祈りが届いた。

これ、どう言えば良かったんだろ。

確かに非正規の多い会社で非正規を増やすのは良くないと批判するのはバカバカしい事だったかもしれない。

何とかも四十九日というし、徐々に非正規も当り前になるとは思う。

でも正社員試験で、非正規について考えろと言われても人材管理だとか派遣とか場当たり的な話しか出来ないのも事実だし、

かといって批判するなって事ではなくて多分考え方の問題だったんだろうと好意的に受け止める事にした。

とりあえず次の就職試験への参考になったし、今後は批判するのは止そうと思う。

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