2013-12-10

図書館雑談

★家の近くの図書館で、何万冊蔵書があるのか調べてみたが、9万冊もあった。

 いわゆる中央図書館でなく、ブランチ図書館なのに、9万冊もある。

 1日1冊のハイペースで読書しても、全部読破するのに247年掛かる計算

 自分も247年も生きる自信もないので(せいぜい40年?)、

 全蔵書の読破は断念せざるを得ない。

 逆に言うと、今図書館に並んでいる本の中で、生きている間に読破できるのは

 「8冊に1冊」でしかないので、厳選して読書せねば・・・

★因みに、日本国内の年間出版点数は6万点とも9万点とも言われている。

 1日に200点程度のハイピッチ出版されているのだが、

 いわゆる「書評家」というのは、200点/日を全部読破しているとも思えないが、

 どういう基準で「書評対象にする本」をセレクトしているのか?

 いくら速続が出来ても、1日に5冊も読破できるとは思えないのだが、

 書評家の「第一次選考から外されてしまって、読んですらもらえなかった

 残りの195冊/日は、そのまま日の目を見ることなく、国会図書館で死蔵されるのか?

 (因みに、献本制度もザル制度なので、献本されてないケースも結構多い)

自分子供の頃の出版点数って、せいぜい2万冊/年程度だったんだな。

 今はその頃の3~4倍のハイペースで、出版点数が積みあがっているんだな。

 当時(70年代)の図書館とかなら、「そこにある蔵書を、一生掛けて読破する」ことも

 可能な程度の蔵書量だったのか?

現代が、40年前の3~4倍のハイペースで出版されている、というのは、

 ある意味で、我々の文化文明が成長した証、ということだと思う。

 現在大卒人口は、当時(70年代)の大卒人口の3~4倍はあるだろうから

 その分が年間出版点数の増大に繋がったと思う。

 (見方を変えれば、大卒者がインフレ化した、コモディティ化したともいえる)

 あと、70年代だと、有閑知識人が少なかったが、現代だと有閑知識人が増えて、

 本を書く時間的余裕が増えた、というのもある。

 団塊の世代リタイアタイミングだし、現役世代だって、週休2日制のおかげで

 「週末に本を書ける」環境になってきた。

 家電コンビニの発達で、家事する時間節約でき、本を書く時間を確保しやすいし。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん