2013-07-21

若者投票率を上げようというキャンペーンがいたるところでやっていた。

もう32歳にもなる自分も、まだ若者のうちだろうか、などと考えながら、投票所にいった。

前回とも前々回とも変わらない、入場券と引き換えに投票用紙をもらって、紙に書く古典的なシステムだった。

タッチパネルにでもすりゃあ集計が楽でいいのに、と思った。

陶片追放の頃から進歩したのは、陶片が紙になったことくらいか

入場券で投票用紙をもらう時に、本人確認もなにもなかったので、

「これ、本人じゃなくても投票できないですか?」

クレーマーになってみた。

「入場券は住所にお送りさせていただいてますので…」

「でも、普通郵便ですよね?悪意さえあればマンション郵便受けから何枚でも盗めると思うんですけど。」

「ええ、しかし、ひとりひとり全員の本人確認というのは難しく」

と、市の名前の入ったワイシャツ男性に詰め寄ってみた。

システムの古さにイライラする。

ところで、思ったんだけど、投票率が低いのがなにが問題なんだろう?

そんなに世代ごとの民意抽出したいんだったら、世代ごとに投票箱をわけて、世代ごとの得票数を世代ごとの投票率で割ってから合計すれば、世代ごとの意見が反映されるじゃないか

そうしちゃうと、自ら選挙に来る人間意見が拡大されすぎると言われる気がするが、選挙ってそういうもんだろ?

民意を公平に抽出するってんなら、他に方法あるんじゃない?

選挙権がある人全員のなかで、投票したい人の意見だけあつめるより、適当ランダム抽出した人に支持政党聞いたほうが、民意を反映してんじゃないの?

ランダム抽出した10万人で選挙した結果と、全員で選挙した結果で差なんかでないわけで。

ランダム抽出のやり方がまあネックではあるけど、とにかくも10万人くらいならさ、投票率90%以上にするのも可能なんじゃないか

投票すれば地域振興券1000円もらえますよ」

くらいの大盤振る舞いしたって、1億で済むわけで。

ああ、もう、国会議員のものを全国民のなかからダーツで決めりゃいいんじゃね?

衆参あわせて700人もいれば、だいたい民意を反映するよ。

どうせ議員立法なんて滅多ないんだし、閣僚にその道のエキスパート集めればなんとかなんじゃね?

話を戻そう。

若者投票率が低いと、なにが問題なんだ?

投票率が上がると、誰得なんだ?

あのキャンペーンは、誰が金を出してるんだ?

若者投票しないと、若者に不利な政治になる、とか言われてるけど、若者があのキャンペーンをやってるとは思えないんだが。

これが、40年くらい前なら、若者の票を結集すれば、社会主義革命くらいやれたかもしれないけど、ねぇ。

第一、若者支持政党って、そんな特異な偏りを示してるとは思えないんだけど。

若者よりの主張をしてるのは維新幸福あたりだと思うが、若者から絶大な支持って感じだとは思えない。

他の世代と一緒で、第一党が自民党で、あとは団子だと思うけどな。

とにかく、若者選挙に来なくても、大きな問題はないし、それでシステム上の問題があるってんなら、なんでシステムを変えないんだ?

わからん

  • アメで釣ってもダメ。 投票しなかったら公共サービス停止。これ。

  • 投票率あがったら多くの議員が損するから、改正に乗り気でないのも無理ない話。 「投票しよう」という呼びかけも、単なるリップサービス。

    • 投票率上がったら損と考える議員が多いなら期日前投票とか投票時間延長とかの法改正はしないと思うんだが

    • そうだな。 若者の自民党の支持率が高いときだけこのキャンペーンをやってる気がする。 単独過半数とれそうもなくて、公明だのみのときは若者の投票率なんか華麗にスルーしてるよう...

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