「飲め飲め」
先日は宴会が始まるや否や、機械のごとく連呼されるこのフレーズによってしまった。
宴会がはじまってみると日本人みんな、食べることはそっちのけで、お互いに酒を注ぎあうのに熱心である。こんなことでは宴会を楽しむどころか食事すら楽しめないわけである。
酒を飲むほうが大事なのだとわかったが、どうりで食事がまずくともいいわけだ。クソみたいな食事を4千、5千払ってうまそうに食べている日本人を見てると、同じ国の人ながら哀れである。
私はあまり酒に強くないと言ったのだが、私の意向などどこ吹く風で「飲め飲め」。まわりを見ていると、注いでもらって「どうもすみません」とか「ありがとうございます」とお礼を言っている。
飲みたくもない酒を強要され、お礼まで述べるなど、哀れここに極まる。本当に情けない民族だ。そんなくず供とご一緒などお断りだと思いつつ、これも日本の習慣かと、ついため息。私の当惑した表情を気にしてか、ある同僚が、「地方ではこんなものではないのですよ。さかずきに穴があいていて、指でおさえないとお酒が漏れてしまう、しかも熱だから早く飲まないと指をやけどする......。そんな習慣もあるくらいだ。いずれにしても、お酒が強くなるようにトレー二ングしたほうがいい」と、一杯注ぎながらアドバイスしてくれる。だから頼んでもねーのに注ぐなっチューの。当然お礼など無様なのでしない。
お酒の注ぎ方にこれほどまで違いがあるとは。欧米諸国ではソムリエがワインを注ぐが、お客が飲みたくなければ、軽くワイングラスに指を置く、そのような簡単なサインが「いまはけつこうです」とのメッセ—ジとなる。
そのような気配りは国際社会ではスタンダードなのである。テーブルマナーすらできないのは外国では猿と同じか許されても子供だけである。
欧米諸国ではだから自分の酔い加減を調整しながらおいしいお酒が飲める。「飲め飲め」などと強要はけっしてしてこない。ソムリエがいないレストランではお客同士が注ぎあうが、やはり同様のマナーが存在する。相手を徹底的に酔わせてやろう、などの発想は存在しない。お互いに相手の酔い加減を見ながら、相手の立場を常に尊重する。そんなお酒の飲み方に慣れていた私は、役所の旅行でのお酒の飲み方にはほんとうにビックリしてしまった。
なんで役所の仕事なんてしてるのさ? 未開社会ニッポンの中でも一番原始的な場所だというのに。
役場のおっさん国際基準をおおいに語る あ?
おっさん欧米諸国ってどこ見てきたんだ? 日本で居酒屋と言われるようなバー(おしゃれなとこじゃなくて若者中心に飲み会してるとこ)に行ったこと無いのか? 日本でソムリエが居る様...
そもそも「体質的に飲めない(アルコールを分解できる酵素が少ないもしくは無い)人」と言うのはモンゴロイドの一部にしか居ないんじゃなかったっけ 欧米人の中には「体質的に飲め...
http://anond.hatelabo.jp/20130714215301 プギャ・・・
個人を特定されかねない内容だったからあとから「釣りでした」って言うパターンもあるから何が本当かは解らないけど、「飲め飲め」文化のバカらしさには同意したい