2012-10-25

電子書籍端末は「自炊」を駆逐する

iPadの登場で電子書籍の元年だとはしゃいでた人達。はしゃぐのが二年ばかり早かったね。

まあそれはどうでもいんだけど、タブレット端末の普及で「自炊」を趣味にしてる人達が色めき立ったのは記憶に新しいと思う。これから自分達の時代だ!みたいな(笑)

でも電子書籍端末としてのタブレットが真っ先に駆逐しようとしてるのが自分達だということに、そろそろ気づき始めてるんじゃないかな。

見てみるといい。最近の有力タブレット端末、ストレージ拡張性、どうよ?

具体的には、iPad、NEXUS7、そしてKindle、これらにSDカードスロットはある?

それが何を意味してるか、「自炊」が趣味人達もっと考えた方がいいんじゃないかな。

これら端末は自分達の救世主じゃない。死神だったんだよ。


なんか予想以上にトラバついちゃったので。

http://anond.hatelabo.jp/20121025084542

いや文脈的にSDカード規格全般(ミニマイクロ含む)の話と読み替えてくれよ。

あと、もしかして自炊とかしたことない人なのかな。もしくはタブレット端末を持ってないとか?

ネットから引っ張り出すってのは、つまるところネットがつながるところでしか使えないわけでさ、飛行機の中だろうが山奥だろうが海の上だろうが確実に閲覧できる利点には取って代われないんだよね。

それに電子書籍の容量って一冊あたり数十メガバイトとかザラにあるんだよ。3G回線じゃ場所によっては数分待たされるけど、ローカルに持っておけば一瞬だし回線状況を気にする必要すらない。

http://anond.hatelabo.jp/20121025091807

あーその辺の感覚はわからいか

自炊」って結構敷居が高い分、乗り越えた人たちはかなりのペースで手当たり次第に手持ちの本を電子化ちゃうから、総容量が数十GBとかあっという間に膨れ上がっちゃうんだよね。

からストレージ拡張できるかどうかというのは自炊する人には結構死活問題なんだ。32GBってのは、一冊約50MBとするとたった600冊ちょいしか保存できない。これは正直辛い。

自炊派がタブレット端末に求めているのは、本体ストレージの残り容量はもちろん、電波状況すら気にすることなく、手持ちのすべての本を好きなときストレスなく閲覧できる、そんな体験なんだ。つまり「自宅の本棚を常時持ち歩きたい」って事だ。

「あの本を読みたいけど、今地下鉄だしなあ」とか「この本は容量が大きいかちょっと待たされるなあ」とか、そういうストレスから解放されたいんだよ。

そのためのもっとシンプルな手段が大容量のmicroSDカードなわけ。あのサイズなら何枚と持ち歩いてもほとんど嵩張らないしね。

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