たまにちょっとした語句に「アレッ?」となることがある。
全く見覚えのないツリーに書き込まれている。
毎度一秒ぐらい混乱するけれど
やっぱり自分がその語句を書いたのはそれより以前、
全然別のツリーだったと思い出す。
要するに、
私が過去に書き込んだ罵倒文句を保存して再利用している人が居る。
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自分でも創作罵倒・即興罵倒についてはセンスにも経験にも自負があるけれど
全く匿名の場所に、低頻度とはいえ、継続した期間参加しているのは初めてだったりする。
私が気ままに詰っておいた相手が常に私を捜し求めてずっと怒り続ける人になっていたり、
書き込んでなくても「あいつの匂いがする」とか疑心暗鬼ムードが立ち込めていたり、
これまでのそういう例では常に
それが増田では初めて、仮初の名前すら書かずに活動したことになる。
より曖昧に、集約するための形状すら失って、無記名の言葉の集積だけになっていた。
ほとんどの増田参加者はなんだかわからないまま少し体温が上がったりイライラが増したりするだけ。
同じセンスを感じ取った言葉をメモ帳に保存し続けることでようやく輪郭を垣間見るような、
そんな「場の大気」と化していた。
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私のセンスや切れ味に好意や憧憬を抱いて模倣している信奉者かもしれないし、
もしくはどこかで私に直接罵倒されて以降かすかな私の影を追い続ける復讐者かもしれない。
なんであるにせよ、私にとってこの人は鏡だった。
まさかとは思いますが