諸君、我々はMakeが好きだ
諸君 私はMakeが好きだ
諸君 私はMakeが好きだ
諸君 私はMakeが大好きだ
ユニバーサル基板が好きだ
LEDが好きだ
ハンダが好きだ
ダンボールが好きだ
フェルトが好きだ
アクリル板が好きだ
サーボモーターが好きだ
エンジンが好きだ
空中で 海中で
野外で 室内で
体育館の壁にレーザーで巨大なミクさんが描かれたときなど胸がすくような気持ちだった
初ハンダにすっかりテンションがあがった参加者が同じ場所に何度もコテをあてている様など感動すら覚える
暗い部屋に光る展示物が並べられていく様などはもうたまらない
はじめてのMake参加者が歌うテスラコイルの衝撃を口々に伝え合っているのも最高だ
怪しい出展者達が雑多な展示物を健気にも説明するのをひとつひとつ聞いていく時など絶頂すら覚える
無邪気な子供達に作品が滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に制作した展示物が想定外の使い方で壊れていく様はとてもとても悲しいものだ
オライリーの本やグッズが大量に販売されるのが好きだ
ついつい買いすぎてしまい、出展物を含めた重すぎる荷物をもって駅に向かう途中、紙袋が破れるのは屈辱の極みだ
諸君 私にと共にMTMに出展するMaker諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なるMakeを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なMakeを望むか?
よろしい ならばMakeだ
我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこのMake中止の暗い闇の底で1年もの間堪え続けてきた我々にただのMakeではもはや足りない!!
大Makeを!!
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人のMaker`sとなる
Makeを忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
製品とは買ってくるものだと思い込んでいる連中の眼を開けさせ思い出させよう
連中にMakeの味を思い出させてやる
連中に我々のLEDの光を思い出させてやる
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない工作物があることを思い出させてやる
第7回 Make Tokyo Meeting 状況を開始せよ