2011-05-18

SIerに入った

SIerと言われるような会社に入った。地方独立系のよくある中小企業だ。

会社経営が特別酷いわけでもないし、研修もしっかりしている。同期もみんな満足しているように見える。

僕もそのつもりで入社した。別にすごいエンジニア仕事が出来ると思って入った訳ではない。

でもいざ入ると寂しくなった。

言語ほとんどVBだけ、客先に行ってひたすら話しあって、仕様書を1プロジェクトに山ほど書く。ずっとプログラミングする立場でいるというのは困ると言われた。

そういう事実を直接聞かされると少し寂しい

別にこれが悪いと言ってるわけでもない。これは需要がある仕事だし、必要な仕事だと思う。それもわかって入社したつもりだった。

働いている上司や先輩も立派だ。見習うべき部分は山ほどあり、尊敬している。

ただ自宅でコンパイラ実装の解説書を読んだり、最新のウェブ技術の話をウェブで見た後、

同期と上司の会話で「オートマトン」という言葉が出ただけで上司が「難しい最近のはわからん」などとあっさり話を切っているのを目にするとやっぱり寂しくなった。

これから先社内で同期や先輩と話す内容はゲーム車などの話ばかりなのだろうか。

部屋にある技術書を捨て去って簿記資格でも取るべきなのだろうと思う。

もっと技術を磨いてブログで公開していけばいいのだろうか。

オープンソースプロジェクトにでも参加してみればいいのだろうか。

独立することを考えて勉強すべきなのだろうか。

家族の反対を跳ね除けても都会に出て他の会社を受けてみたほうが良かっただろうか。いや、実力不足で落ちたか

入社したばかりでこんなことを考えるのは甘っちょろいと自分で思う。

こんなことを考えている間にコードを書いたり本を読んだりできたのだ。

ただ今回は本当に寂しい気持ちになった。ここに文章を書いたところで状況が変わるわけでもないだろうけど、気持ちが切り替わればいいと思う。

考えてみるとそもそも増田を書くなんて初めてなのだ。

明日にはこの記事を書いたことが僕にとっての黒歴史になってるかもしれないな(苦笑)

そういえばシューカツのために取った応用情報技術者資格も、なんだか虚しいものに思える。手当てでもつけばいいんだけどな、どうだろ

ウェブにいるすごいエンジニアの方々には本当に頑張ってほしいあなた方は私にとってのヒーローみたいなものです

僕もヒーローになりたかった。

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