2023-04-04

犯罪者差別について真剣に考えて欲しい

小学校先生が「自分で変えられないことをいじるのはイジメ」とよく言っていた感じで、今でもネット民の中に「自分で変えられないもの」だけが差別しちゃいけない対象と信じている人がいる。

別に自分で変えられるかどうかはそんなに問題ではない。

性別や肌の色や生まれ場所や背の高さだけが差別じゃない。

住む場所差別しても、職業差別しても、学歴差別しても、それはいけないことだ。

同様に、犯罪歴があるかどうかでも差別してはいけない。

感情抜きに純粋な理性で考えればこれは当たり前のことで、一度失敗した人が、社会で決められた罰則を受け、更生したのならそれを差別していい理由はない。

そんなことはみんなわかるだろう。

しかし、感情的な面では、信用を失った人間を再度信用できないと思うし、何より怖いと感じる。

理性的な面でも、一度でも犯罪する人はどこか倫理観おかしいことから再犯可能性が高かろうと考える。

うん、とってもよくわかる。

しかしだよ

よく考えて欲しい

前科者がなぜ再犯するのか、について

前科あるものが悔い改めて娑婆に戻っても、差別され、職につけず、お金を稼げない。

家も借りれず、優しくしてくれる人もいない。

そうするとどうなるか?

刑務所の方が暮らせる、と思う人もいるだろう

イジメてきた人に復讐する人も出てくるだろう

お金がないかお金を稼ぐために犯罪せざるを得ない人も出てくるだろう

そうなると負のスパイラル

それを食い止めるためにはどうすればいいか

簡単なこと

犯罪差別をやめればいい

犯罪者の家族、身内を責めることをやめればいい

一度の失言や過ちで、再起不能になるまでネットで叩くのをやめればいい

間違いは誰しもある

不幸な行き違いは誰にでもある

そこから再起できる社会の方が、誰にとっても暮らしやすいはずなんだよ

やめよう、犯罪差別


ただ、問題があってな

根っから悪人存在する

刑務所に何年いようが、どんなに厚生プログラムをやろうが、何も思わない心底の悪人

DIO様のようなドブの腐ったような臭いのする輩が一定数いる

そういう人間からどう身を守るかだ

刑法で決まった年数いれば即それだけで悔い改めるわけじゃないからな

まあ問題簡単ではない

でも、「わが社は犯罪者を雇用しません!」が喝采される世の中は間違っていると思う

それが人権無視した差別である自覚くらいは、せめて持っておいて欲しい

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