昭和時代まで結婚式および披露宴は男性の権利というか父系権威の象徴的なイベントであったけれど、令和の時代となった今もそれが広く一般的な認識であると主張する者が居るのであれば、あなたの所属している一般社会はどこにあるのかと問いただしたくなるのは自分だけではないはずだ。
少なくとも既婚者であるならば、結婚式および披露宴の準備段階でブライダル業者が主に話しかける相手が女性のほうをメインにしていたという経験をしているだろうし、兄弟や友人、知人の話を統合すると結婚式および披露宴へ前のめりで準備を進めていたがる傾向があるのは女性だと評価するだろう。
何なら結婚式および披露宴の準備で夫が役に立たなかっただのという話は一種のコンテンツとしてネット上では語られがちな話題の1つで、やはり結婚式および披露宴は女性が主役で女性の権利だと多くの人々はそう思っていると考えて間違いない。
中には「私は準備が面倒だったが夫は非常に協力的だった」と言う既婚女性も居るだろうが話の主題はアナタの経験談ではないので別の機会に惚気て欲しい。
自分は男なので女性の感情のすべてを理解しているわけではないが、伝え聞く話だと女性には「憧れの結婚式」があるそうじゃないか。
思えば少女漫画なんかにも結婚式シーンはありふれており、少年漫画と比較するならば結婚式の総登場回数を比較しようと考えることすらバカバカしいと感じるほどの違いがあることを多くの人は漠然と知ってるだろう。
結婚式が少女向けに憧れの一種として漫画などエンターテイメントを通して刷り込まれている可能性はあるものの、現代の日本に住む女性には「憧れの結婚式」がある、もしくはあったのだろう。
結婚式および披露宴は女性の権利で、当の女性にも結婚式および披露宴へ憧れがあり実現したいという希望がある。
結婚式や披露宴へ対して新郎新婦の両者お金を支払う価値があると現代日本の女性は考えている傾向が少なくともある。
そういう仮定。
そういう仮定をした際に、結婚へ対してネガティブな情報を流し、結婚式や披露宴をしなくとも良い、むしろ金銭や時間の無駄だし周囲の人に取っても迷惑であるとする価値観を周知する行動を取った際に得するのは誰か?と言えば金銭と時間を消費せずに済み、女性ほど結婚式や披露宴へ対して強い憧れを持たない男性だろう。
結婚式および披露宴へ男性が憧れてないという話ではないが、出来ればやらないで済むならやりたくない、入籍だけで別に構わんだろうという"進歩的"な考えを持つ男性は少なからず居るだろうし、昨今のはてな界隈の結婚へ対するネガティブな言説は願ったり叶ったりなんじゃないかなと思わざる得ない。
こういう仮説どうだろうか?
都会においてはその傾向があると思うけど、田舎のマイルドヤンキー層はどうなんだろう なんか男も「よっしゃ披露宴やって騒いでサイコーの思い出にしようぜ!」って思ってそう 思い...
はてなーのネガティブな結婚観は「結婚適齢期を過ぎても独身のままである自分を擁護」してるか「既に結婚していて独身者が結婚にネガティブでも自分には関係がないと思っている」...