■新型コロナウイルスに対する考え方の整理とそれぞれの問題点

大きく分けて2つの考え方がある

ワクチンで死者が出ないから良いじゃないか派（ワクチンがあるから通常運用に戻すのを肯定）

• 死者が減ってるのは一応事実
  • 問題点1、ワクチンの重症者化抑制を信じきっている
  • 問題点2、感染者が増えることによる新しい変異株が出てくることを考慮していない
  • 問題点3、ワクチンの免疫有効期間を考慮に入れていない（現在デルタ株では半年ぐらいしか有効期間がなく3回目が必要だというデータが出てきている）

新規感染者が増加しないように自粛すべき派（ワクチンがあっても通常運用に戻すのは反対）

• ワクチンがあってもウイルスが危険で発症するとひどい目にあうので思考としてはまともかつマジョリティな方
  • 問題点1、いつまで自粛すればいいかの具体的な策、解決手段を持っていない
  • 問題点2、ワクチンの免疫有効期間を考慮に入れていない（定期的に打たなければいけないなら自粛生活もずっと継続することになる）

新型コロナウイルスが収束するために必要なプラン

感染者をゼロにして封じ込める

• 失敗、台湾など感染者がほとんどいない国でしかもう取れないプランとなった

特効薬、完璧なワクチンで感染者をゼロにする

• 重症化を抑えることは一旦できたが感染を予防できないことがだいたい分かってきた
• 基本的にはこのプランは失敗見込みとなり、重症化抑制の点でだけ一旦成功というステータス
  • 長期に有効な免疫獲得できるワクチン生産に成功すれば逆転ホームランになる可能性がまだ少しだけある（ウイルスの変異が早くて強力で現状集まってるデータでは形勢は不利、できないかもなという状況）

人類がウイルスが問題にならない、普通の風邪レベルになって平気になる

• 現状選ばなければいけないプランの一つ
  • 問題点はどのぐらい時間がかかるか、犠牲者の総数はどうなりそうか、見通しがまだはっきりしない、10年レベルという声も

人口密度の均一化希薄化で感染の広がりを抑制する、感染増加しにくくする

• 日本では平城京遷都、平安京遷都など伝染病の流行をスイッチとした遷都がある、どちらも汚染された都市を捨てて新しい都市でやり直したプラン
  • 現在の人口は昔と比べて格段と多いため、遷都などの仕切り直しはかなり難しく、都市部にいる人たちが散らばって移住し人口密度の均一化希薄化が必要になる
  • そのような移住プランの話は具体的にはなっておらず動き出してるとは言えない状況
  • 選びたくてもまだ選べる状況になってないプラン

人類の大半が犠牲になり、人口が減ったため感染収束する

• 最悪の結果の一つ
  • メキシコのアステカなど伝染病が原因で滅んだ都市などの痕跡がある（記録に残ってないだけで人間の歴史では何回か発生してた可能性）
  • 選びたがる人間はいないが、どんどん失敗していって犠牲者が増えて人口が減ったため感染の広がりが止まり自然に収束したパターン

Permalink | 記事への反応(1) | 10:48

ツイートシェア