2020-07-27

自分自分を殺した話

正しくは、自分自分の心を殺した話。

どういう話かともっとわかりやすく言うと、コロナのせいで楽しみにしていたイベントに行けなくなってしまったので「楽しみ!」という感情自分の手で殺した話。

ただ吐き出したいだけなので気にするな。

さら語ることではないが、今世界は大きな疫病に対峙している。世界的に見て感染率や死亡率が低い日本でも、毎日のように感染者数が報告され、正直心をえぐられてつらい。

友達にも中々会えない。楽しみの旅行は潰れる。イベントは中止。ご用意されたチケットも無に帰す。

挙句満員電車に詰め込まれソーシャルディスタンスとは何なのかハッキリしてない職場で声を出す仕事

はあ。反吐が出る。

しかし、それでも、私には一つだけ「楽しみ」が残されていた。何ヶ月も前から楽しみにしていたイベントが開催されることになった。しかし、東京都内で。

政府イベントの参加人数5000人以下を守れという。しかイベントは行われる。

世間では毎日東京都内感染症を報告し、メディアは恐怖を煽る。しかイベントは行われる。

東京都に住んでいない私はそのイベントに参加すべきか否か、ギリギリまで悩んでいた。

記述し忘れていたが、こんな匿名ブログに思いをぶちまける程の私だ、無論友達が少ない。だが、そのイベント最近仲良くなった(と勝手に私が思っているだけかもしれない)フォロワーさんと初めて会うことが出来る機会だったのだ。正直、私はイベントよりそのフォロワーに会いに行くためだけに東京に行きたいと思った。いやもちろんイベントも楽しみだったが。(じゃあそのフォロワーさんとだけ東京以外で会えよって話はナシだ、コミュ障ナメるんじゃない)

この日が来るまでの間、私はコロナ禍の中の出勤にも耐えた。人事異動により替わった上司とのいざこざにも耐えた。吸血鬼ラルク並のメンタルの弱い私が毎日仕事をしていただけ褒めて欲しい。

それだけ、そのイベントを糧に今まで何があっても耐えてきたのだ。それなのに。

飛行機ホテルキャンセルボタンを押す時の私は、まるで目の前に居るもう一人の自分の上に跨りながら自分の首を絞めて殺しているような気持ちだった。

「楽しみ」を殺す。イベントを楽しみにしていた、その為に何だって耐えられた自分を殺す。

移動手段宿泊先を無くした私に東京に向かう術は無くなった。これでよかったんだ。

感染者を増やさないで済む。何より「お前はこんな大変な時になぜ東京に行ったのだ」と職場村八分に遭わずに済む。逆に都民からは「オメーみたいなやつが地方に持ち帰るから広がるんだろうが」的な恨みを向けられずに済む。

正しい選択をしたのだ。それなのに。

心が泣いている。ひとを殺したのだからそうだろう。大切なものを殺されたから当たり前だろう。

これは自殺である

誰にも見えず、誰にも理解されず、誰にも慰められず、誰にも知られない自殺

この死一つで世界中のコロナが滅ぶなら、私は喜んで身を投げるだろう。

一日でも早く、安寧の日々を返してくれ。

  • 主語デカい。我慢してるだけで大袈裟。

  • おおげさ ・・・なんかコイツも、河原でBBQパーティーしないと寂しくて死んじゃう輩っぽい臭いする

  • 首カッターおじサンの前で同じこと言えんの?お前の死は軽いわ。本物じゃねえ

記事への反応(ブックマークコメント)

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