2016-12-27

今、少子化草食系が増えているのは「恋愛状態別に楽しくない」とバレてしまたから。

メディア恋愛それ自体楽しいかのように演出し、期待感を煽るが、実際のところそれほど楽しくないことが原因ではないか

まずお互いが好きだと確認する作業が面倒くさいし、デートは日程調整がわずらわしい。そして、デート楽しいかどうかは、二人でいるかどうかは関係なく、デートの内容それ自体楽しいかにかかっている(そうじゃないなら、どこにも行かず、何もせずとも楽しくなければおかしい)。このデート内容のコーディネートは難しいし、お互いの好みにもよる。そして、相手の好みを慮る必要がない分、一人で遊んだほうが楽しい確率は飛躍的に高い。

さらに、セックス。男にとって、セックス射精する瞬間しか快感はない。もちろん、女性を脱がすこと、裸を見ることへの興奮はあるが、最初の数回で慣れる。男にとってセックスとは、無理やり自らを興奮させ、射精に持っていかなきゃいけない苦行だ。それよりもオナニーのほうが断然楽しいのは言うまでもない。

今の草食系の増加、少子化の加速は、これら「恋愛の娯楽度の低さ」がバレたからではないだろうか。一時期の3D映画3Dテレビみたいなもので、メディアがすごさを煽ったけれど、実際に体験してみると最初の興奮があるだけで、慣れてしまうとよくできた2D映画のほうがはるか面白いのと似ている。

自分女性と仲良くなっても、セックスを2、3回したら飽きてしまって他の女性に目移りするので、何でだろうと思っていた。それは「女性と一緒にいる」というのが楽しいのではなくて、口説いている過程の楽しさ(いろんなハードルを越えていく楽しさ)と、セックスに至ったときの達成感が気持ちいいだけで(あと相手が思い通りに恥辱を受け入れてくれるときの服従感)、恋愛に楽しさはまったくないからだと気づいた(だからもう自分は割り切ってしまって、恋愛とは違う娯楽として2、3回セックスして次に行くようにしている)(中出し気持ちよさは明らかに身体的なものじゃなくて精神的なものだ)。

これじゃ誰もやらなくなるわけだ。だって見掛け倒しで満足度の低い娯楽なんだから。「異性と一緒にいる」のがメリットになるような制度改革か、革命的な製品が出てこないと改善されないだろう。

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