2014-04-22

カフェにいたカモとマルチ

[序]

http://anond.hatelabo.jp/20140422030951

マルチに会ったという話題があったので、それについて私が見た経験を少し書く。


[本]

先日のことだ、某都内で嫁とショッピングを楽しみ、少し休憩にとカフェに入った。

嫁と私がついた席の隣には20代前半と見られる女性2名が座っていた。

これを仮にB子・C子とする。

B子は通路側に、C子は壁側に座っていた。

B子・C子は久しぶりに会ったらしく懐かしそうにともに過ごした思い出体験などを

語り合っていた。

それから5分ほどして、A子が現れ、C子の対面に座った。

そして、A子が1~2分語りはじめ私は即座に、

A子(マルチ勧誘ボス)、B子(紹介者)、C子(カモ)ということを認識し、

そしてそのフレーム検証しながら会話を聞き、検証の正しさを確認できた。


私は、対面に座る嫁にLINEで「隣マルチだよ」と伝えると、最初嫁は

訳が分からず戸惑っていたが、隣の会話を聞くにつれてマルチ勧誘だと認識していた。


だいたい、A子の語っていた内容は次のとおり

C子(カモ)が聞きもしないのにすべて一方的に、

「うん、私は、OLをやっていて、いい仕事もしていたけど?でも物足りなかった」

「うん、だから私自分が社長になって会社を立ち上げて?事業もやったしぃ?」

「うん、でも、OL社長をやった私からしても今やっているビジネスの方が優れているのね」

「うん、このビジネスって凄いのね」

「うん、私社長もやってたほどだけど、うん、やっぱりこっちの方が全然いいと思えたし?」

(このあといかにこのビジネスが凄いか、具体論なし、抽象的な話を連発するというフェーズにイン)

などと、自分に酔いしれながら自己を確認するかのように一方的に会話の文頭に「うん」を挿入していた。

まりこういうことだ。

A子は、OLでいい仕事をしていて、会社社長にもなって事業をやったけど、劇的に出会った今やっているビジネスの方が優れていて、

それをやっている。あなたもやりたかったら教えてあげるけど、具体的な話はまだ言わないわ。。


これは私が内容を置換するとこうだ。

A子は、OLやっても仕事がうまく行かず、社長をやってもうまく行かず、どれもだめで、結局マルチをやっていると。

この程度の内容なのだが、これをいかに自分が凄いかというフレーズ言い回しで相手のパラダイムも一切考えず、一方的にしゃべっていた。




C子は相槌もなく、なにもしゃべらなかった。

彼女トイレに行きに立ち上がったら、そっと「マルチ勧誘だと」と教えたかったがその機会はなかった。


そのあと、嫁と私は次の時間があるので、カフェを出たが、恐らくB子(紹介者)とC子の友情にヒビが入ったのはいうまでもないだろう。





[結]

以上、思い付きで書いたが、愛する若い衆よ、こんなことがあったら注意・警戒してくれ。

・「凄い人いるけど一度あわない?(事前にその人のバックボーン情報なしで)」

・「凄いビジネスがあるけど一度会わない?(事前に抽象的な説明だけで)」


マルチ場合、だいたい最後までビジネスプランを言わない。しょっぱなからいうと人が去ってしまうからだ。


私がマルチが嫌いなのは自分の素性を正直に言わないからだ。

最初から「私はマルチで飯食っています。私から化粧品を買うとあなたも私もポイントがついて安くなります。だからの子ネズミになって」

というのだったらまだよい。だが、ほとんどのマルチは素性を言わない。

ひどい例だと、職業カメラマンといっているが、カメラ質問をしても一切答えられない輩もいた。

そして、友達に偽り勧誘し商品を売りつけようとする。

友情マネタイズして、既存友情は消えるのだ。

愛する若い衆よ、私も注意するが、みんなも注意してくれよな。

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