2014-02-07

社畜で病んだ彼氏現場復帰してまた社畜になってた

30代後半、体力勝負の仕事をしている彼氏クリスマス大晦日正月も働いた結果、年明けに心も体も壊してしまった。

彼の勤める会社はいわゆるブラック企業であり、残業代も出ず、無茶難題を押し付け、1日実働14時間なんてざら。

会社のページにはゴテゴテしたデザインで「たくさんの社員が日々お客様のために全力で頑張ってます!」みたいなことが写真つきで書かれてるけど

実際はまったく人が足りていなくて、業務を下請けに丸投げしていたり、質の悪い業務を行っているようだ。

おまけに人が少ないからポストの空きがなく入社年数が経っても役職も与えられない。

儲かっているのにそれが従業員にまったく還元されていなくて、ボーナスもなし。彼の年収も低そうだった。

売り上げは上が吸い上げたり、ウン億円広告費に計上してるみたい。


それまで彼とは良好な関係だったし連絡もマメにしていたけれど、だんだんと彼の仕事が忙しくなり、

会うたびに愚痴ばかりこぼして、12月に入ったあたりから彼の精神状態が怪しくなってしまった。

ついに年明けに「(中略)もう仕事辞めて地元に帰ろうと思う、一人で精いっぱいだからほっといて」と言われてしまラインブロックされた。

一緒に解決方法を見つけたかったし、支えたかったし、彼の生活の隙間に入れなかったのは悔しいけれど、人と接する余裕もなくなってしまったんだと思う。

いや、単純に嫌われてフラれたのかもしれないけど。


彼が元気だったときに、会社の劣悪な内部事情を話してくれたことがあった。

病んで辞めたいと申し出る人が多すぎて、彼の会社には「メンタル休暇」なるもの存在するらしい。

人をこき使うだけ使って、やめそうになったら休ませて、それでもダメそうだったら飽和状態にある役職を与えてモチベーションを高めるそんな制度

上では省略してしまったけれど、しばらくは彼もメンタル休暇をもらったみたい。

ブロックされてから1か月、もちろん連絡も何もないから期間とかは分からないけれど。


今日、久々に彼の会社運営している公式ブログをのぞいてみたら、彼の投稿があった。

寒さに負けず頑張って業務を行っていますという内容で、その言葉かいから懐かしさを感じた。

メンタル休暇をもらったあとに、辞めるのかと思ったらまさか現場復帰をしていた。

しばらく休んで、体力と精神が小回復したのだろうか。

また朝の四時に出勤しててっぺん回ったころに帰る生活を送っているのだろうか。

運転しながら短時間で崩さず食べられるダブルチーズバーガーを朝昼晩食べているのだろうか。

他の人が出勤できない日に頑張って出勤して、自分休み犠牲にしているのだろうか。

理不尽な客や仕事仲間に頭を下げて業務を遂行しているのだろうか。


まだあの酷い会社で働いてるんだと思ったら胸が苦しくなってしまった。

暗い話だから、誰にも話せなくて増田に書いてしまった。

もうすぐバレンタインだけれど彼の負担になってしまいそうでもう連絡できない。

心配だけどきっと彼は私を必要としていないし何もできない。

そんなぶつける宛てのない話でした。

  • http://anond.hatelabo.jp/20140106130720 ↑の人かな?ってくらい状況が似てるんだが、 微妙に違う気もする

    • すごいよあなた、一ヶ月前のポストを覚えてるなんて。返信してくれた人? そうです、このお泊まりはクリスマスの話で、最後にあった時の話。 ここから一気に体調と精神状態が悪くな...

  • もうほっときなさい。 あーいうのはいくら手を差し伸べても自分から脱出する気にならなきゃどうにもならない。 いつか助けを求めてきたとき手を差し伸べる余裕がもてるように自分を...

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