2011-11-16

永久お金が溢れ続ける泉がある

(個人的妄言です

日本には「永久お金が溢れ続ける泉」があります

この泉がある限り、日本財政破綻しません。

この泉は、ごく一部のお金持ち、金融機関、そして政治家などの特権階級の人々のみに独占されています

その「永久お金が溢れ続ける泉」とは・・・

日本政府が発行する国債です

国債政府が発行します。これにより、政府債務が発生しています。その額、1000兆円超。

かたや発行された国債は、民間の金融機関等が購入しています

1000兆円の国債に対し、償還されたときに支払われる金利はいくらか?年利1%だとしたら年間10兆円。

支払われる10兆円のお金、これ、当然購入した債権者に支払われています

さて、このお金の原資はなんですかね?

このお金の原資は、「日本経済成長する」という信頼です

まり日本は、今後も右肩上がりに成長するという大前提の元、どんどんお金を作り出しています

そして作り出したお金は、ごく一部の特権階級の人々に自動分配されていきます

けっきょくのところ、国際的な信用を元にしてどんどん政府借金させて、その金利をかすめ取っている人たちがいるということです

これがなぜ破綻しないのか。

それは、バブル期に大痛手を追った金融機関が結託して、絶対に破綻しない、お金無限増殖させる仕組みを作る共謀者からです

金融機関は、自分たちが破綻しない限り債権を売り浴びせたりはしません。なぜなら勝手お金を生み出す仕組みだからです

もしどこかの金融機関破綻しそうになったら、必ず政府は「借金してでも」その金融機関を救済します。

政府財政削減などと言いながら、絶対に支出を減らすことはありません。

このお金を生み出す仕組みは、借金の額が多いほど、生み出す金利も大きいかです

国民監視の目が厳しくなっているため、パフォーマンスとして事業仕分けをしたり、公共事業を減らしたりしますが、一方で理由をつけて支出を増やし続けます

政府」という組織には、その借金責任を持つ人は誰もいません。

どんなに「政府」が借金しても、「借金取りに追われる人」というのはいません。

財政赤字が膨らんでも、債務者債権者が結託している限り、その債務は単なる見せかけに過ぎません。そしてその巨額な債務に対し「実際の金利」は支払われ続けます

「国の借金が危機的状況」とか「国民一人あたりの借金額がウン万円」とかいうのは全部嘘っぱちです

実際は国債という名の紙切れを元にして金利を掠めとる詐欺行為が堂々と行われているのです

本来であれば無駄借金を減らし、余剰資産は国力の増強に投資すべきなのに、それをぜず、子ども手当高校無償化被災地復興、高速無料化、原子力発電などなど、

政府が主導しなくてもいい」社会活動に巨額投資して、日本の国力を奪っていってます

それを主導しているのは誰か。

仮想敵国、中国韓国、ではありません。もしかしたらそうかもしれないけど、直接的には「強欲な国内金融機関投資家です

彼らは国に借金させることを推進して、自分利益にしています

そのために政治家を利用しています政治家はとにかくお金を遣うことに邁進しています

日本はしばらくは破綻しないけど、これが続くと、おそらくは大きく衰退します。

お金持ちはますます富みますが、一般市民蔑ろにされ、政治に対する当事者感覚を失い、愚痴っぽく不満ばかり言う烏合の衆に成り下がります

この大掛かりな詐欺から日本が抜け出すにはどうしたらいいか

まずは主導者たる行政府が「お金に執着しなくなる」必要があります

また、金融機関は、国債金利だけじゃなく、自律した経営力を身に付けていく必要があります

そして我々国民は、今以上に監視の目を強化する必要があります。そして直接民主主義の活動を強化していく必要があります

政府に対して国民が「お客さん」状態ではいけません。政府は我々の代表であり、代弁者ですからおかしなことを言う奴、する奴は徹底的に排除して、民意を反映させる努力をしなければいけません。

適正なバランスのとれた国家の形は、もっと別なものです

国民みんなで主体的に作り上げていくことができる、もっと自律した社会というのを求めれば、それはきっと叶います

その時には、「永久お金が溢れ続ける泉」のようなファンタジーではなく、みんなが物語の主人公になり得る、素晴らしい社会が実現できるはずです

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