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2016-10-30

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中山道みたけ館を訪問してきましたわ。

一階が図書館で二階が無料郷土館になっています

郷土館では地質時代からはじまって亜炭をとっていた近代までの展示がみられます

「カニサイ」の化石があって「蟹犀」かと思いきや

お隣の可児市の名を取って「可児犀」でしたわ。

パリサイ派とも関係ありませんでしたけど、隠れキリシタンの展示はありました。

美濃織田信長領地だった関係宣教師が熱心に布教しており、

ひとつ地域人口の40%以上がキリシタンになっていたそうです。

柱の溝に仕込んだ石にマリア像が掘ってあったり、

水の字がキリストと手に打たれた釘を表していたり、

あの手この手信仰を守る情熱には感動しました。

命を懸ける情熱のない方は転びキリシタンになったわけですけれど……

一種生存バイアスですわね。

でも、熱心な信徒がいらっしゃったのも「裾野広ければ山高し」かもしれません。

特別展示で江戸時代に盛んに作られた土人形が紹介されていて、

人形とは異なったお雛様などを拝見しました。

土人形の保存状態がよいものの表面は白い玉子みたいで綺麗ですわ。

しかし、汚れてしまうと極端に見た目が悪くなってしまます

それも布人形に押されてしまった原因かもしれません。

モチーフお雛様七福神の他には歴史上の人物などがありました。

菅原道真源平合戦人物が多く、戦国時代人物ほとんどないところが

現代と違っていて興味深かったですわ。

それにつけても「だるま乗り亥」のかわいらしさったら!

とりあえず何でも足してみる日本人の発想はこの頃からお盛んだったみたいでしたわ。

 
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