はてなキーワード: 図書館員とは
一般論として、われわれ「図書館員(読書オタク)」はかなり穏やかな性質の人間が多い。物事を1人で徹底的に考えるのが好きで、他人と激しく意見を対立させることは滅多にない。だが、うまく挑発され、一旦議論のスイッチが入ってしまうと、もう止められない!思いつく限りの言い分をとことん、最低2冊のレファレンスブックスを参照してから言い尽くすまで、話すことをやめようとはしないのだ。
では、図書館員連中(の一部)を正しく挑発するには、どんなことを言えばいいのだろうか? よくぞ聞いてくれた! その台詞を10個紹介しよう。
第10位:「本物の図書館員なら、絶対にGoogleは使わない」
第8位: 「QアンドAサイトは、現実世界で人付き合いができない人間がやるものだ」
第6位: 「娘が『プリキュア』の漫画を読めるように『利用者カード』を作ったよ。あれって、それ以外にいい使い途があるのかい?」
第5位: 「『インパクトファクター』に『H-index』に『EigenFactor』?どれだって同じだろう?」
第4位: 「最初の『日本図書館協会政策文書』三部作の一番いいところは『読書案内』だね」「図問研が先に貸出しを重視したんだよね!」
第3位: 「有山崧? うーん、前川恒雄の方が好きだな」
第2位: 「(図書館職員養成所以降のOB・OGの作家名)は三文文士だ!」
第1位: 「貸与権がそんなに悪いことだとは思わないよ!」
元増田。いいこと言うじゃん。とにかく、すぐ自閉症とかアスペルガー症候群とか、すぐに言う奴多すぎ。特に、自閉症が基本的には先天的なものだということを知らない奴が多すぎる。「自閉症になる」という表現は、間違っていると思った方がいい。自閉症は、基本的に、子供のうちに親が異常性に気づいて病院につれていって発見されるものなので、はっきりと分かるものだ。アスペルガー症候群は、大人になってから診断されることも多いけど、基本的に大人になってから診断されると環境が原因なのか本人の資質が原因なのかの区別が難しくなって、はっきり分からなくなる。アスペルガー症候群なんだ、という主張は、怪しいと思ったほうがいい。
だいたい、「コミュニケーション能力」というのは「相手の意図・感情を読み取る能力」と「自分の意図・感情を表現する能力」であって、知的能力(IQ)とは別にコミュニケーション能力が存在して、コミュニケーション能力が障害されている(著しく低い)というのが、自閉症やアスペルガー症候群の定義なわけだ。で、俺は、ちゃんとコミュニケーションは取れているじゃない。
「図書館員に注意される」
→図書館員が期待している反応(=あ、すみません。と笑ってかえす)を推測する
→「あ、すみません」と笑ってかえす、を行う
だから、コミュニケーション能力はむしろ、あるんだよ。コミュニケーション能力っていうのは、あくまで外部とのやり取りがどうかっていうだけの話で、本人の心情・努力などは規定しない。俺は、コミュニケーションはちゃんと取れるけど、ただ、ムカついただけ。逆に、ムカついてなくてもコミュニケーションが取れない場合もあるわけだ。
昨日、大学の図書館でプログラミングを必死にしていたら、知らないうちにちょっと大きな声で独り言を口走っていたらしく、席について10分もたたないうちに図書館員に注意された。
トントン、と肩を叩かれ、「すみません、お静かにやっていただけますか?苦情が来ておりますので・・・」(ヘラヘラ)
憎い。図書館員も、図書館員に注意した奴も。「苦情が来ておりますので」といわれたら、俺が異常者みたいじゃないか。そりゃ、1時間も奇声をあげていたのならわかるが、まだ、席について10分しかたってないんだぞ。ちょっと声を出しただけで、人を異常者みたいに扱いやがって。プログラミングが得意な奴が組んだら、瞬時に解けるところを俺が1時間ぐらいかかって悩んでいるから、バカにしているのか。こうやって無能な人間を有能な人間があざ笑って楽しむんだろうなぁ。知能や人格を否定されたように感じる。「そんな簡単なところで悩むなよ。頭が悪いんだよ、バカ」と言われている様に感じる。
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い贈い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い増い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い贈い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い贈い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い増い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い増い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い贈い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い贈い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い
こんな俺は、自分で言うのもなんだが、人前ではめったに怒らず、温厚な人間で通っている。まぁ、もちろん、表面上は、普通に「あ~、すみません。」と笑ってかえした。
さて、思うのだが、温厚ということになっている俺ですら、図書館で注意されるとこれほど憎く感じるのだから、図書館で注意されたことが原因で傷害事件が起こす奴がいてもおかしくないなぁ、と思う。皆、図書館で注意するときは殴られることを覚悟しよう。
「温厚」って言うところに絡んでいる奴が多いけど、俺、彼女にも何度も「優しい」って言われたことあるよ。言っとくけど、彼女も脳内彼女じゃないよ。美人ではないけど。そんな俺は東工大卒。
俺は自分は独り言を言う代わりに、別に周りがどんなにうるさくても仕事できる。ファミレスでもコンビニでも。だから、別に周りがうるさくても気にならない。そういう人はたくさんいると思う。そもそも、他人に「うるさい」って注意したこともない。そういう自分からすると、すぐ他人に「静かに」って言ったり、ましてや、自分で直接言うのが嫌だから、図書館員を使って遠まわしに注意する人って、よっぽど神経質な怖い人なのかなって思う。
P.S.2
こんな書き込みがあった。
>シャドーボクシングっていうか、自分で自分を殴ってるだけなのに、自分の拳を他人の拳だと思い込んでいる。
>こうやって他人のせいにして他人に攻撃性を転化していること自体、温厚ではないんだけど。
>「俺プログラミング下手だよなぁ…(´・ω・`)」って思うだけに止めておけば良い。
>他人はそんなに、増田のことには興味ない。
うん、他人が俺のことに興味がないのはよく分かっている。でも、それって、俺が死んでも全く困らないってことだよね。つまり、他人っていうのは、自分の利益のために俺を殺すことを考慮に入れている可能性があるっていうことだ。だって、他人にとって俺は無価値なんだから。だから、人と接するときは、常に「この人は俺を殺すかもしれない」ということを考慮するのが、真っ当な人との接し方だと思っている。どんなに親しい友人も、彼女も、ある日突然、寝ている時に包丁持って襲ってくるかもしれない。その可能性を受け入れるのが、愛なんだと思うよ。
普段、そう思って生きているから、テレビで親族が殺されたり死んだりして泣いている人とか何なんだと思う。他人にとって自分は無価値なんだから、自分は殺されても全くおかしくないし、他人は死んだり殺されたりしても全くおかしくない。そんなこと、みんな折込済みで生きているのが社会なんだと思うけど。他人から何か攻撃されて、本気で泣いたり怒ったりする人は、なんというのかな、心構えが出来ていないというか。死んだり殺されたりなんて、みんな折込済みで社会は成り立っているわけじゃん。他人に殺されても、許せる気概を持つのが人として正しいと思うんだ。
で、何がいいたいかっていうと、俺は殺されても他人を許せるぐらい心が広いんだから、図書館で注意されたときにちょっとムカつくぐらいいいじゃんってこと。子供や親が死んだぐらいで他人を本気で憎んだりするなんて、みんな心が狭すぎるよ。図書館で注意されたときも、親族が殺されたときも、同じぐらいで怒るようにしておけばいいんだよ。そうすれば、仮に何かあったときでも、くだらない復讐の気持ちなどで残りの人生を苦痛にすることはなくなる。彼女が出来たら、「この人、いつか死ぬ/俺を殺すかも」って思っておけばいい。子供ができても「この子、いつか死ぬ/俺を殺すかも」って思っておけばいい。そうやって普段から心の準備しておけば、いざ、ものすごいひどいことをされたときにも、最終的には相手を許すことが出来る。
P.S.3
>公共意識ないなら家から出ないこと
っていう書き込みがあったけど。家から出ないのが公共意識なの?心が狭いなぁって思う。俺は、図書館員とのコミュニケーションはちゃんと取れているわけだ。内心はムカついていたっていう、ただそれだけ。さて、世の中には、俺以上にひどい人がたくさんいる。コミュニケーションが取れないとか、そもそも知的障害で知能が足りないとか、顔がつぶれてひどく醜いとか。そういう人は図書館を使ってはいけないのかね?
障害者っていうと、車椅子に乗った人とか目の見えない人とかを想像するかもしれないけど、そういう人ばかりが障害者なわけじゃないんだぞ。外見的には健常者と全く同じだけど、二階に上がるだけで息が切れる心臓病の人だっているんだぞ。「公共意識ないなら家から出ないこと」っていうのは、「うざい奴は死ね」っていうのと大差ない。
利用者の借りていく物を晒すのは
第3 図書館は利用者の秘密を守る
1. 読者が何を読むかはその人のプライバシーに属することであり、図書館は、利用者の読書事実を外部に漏らさない。ただし、憲法第35条にもとづく令状を確認した場合は例外とする。
2.図書館は、読書記録以外の図書館の利用事実に関しても、利用者のプライバシーを侵さない。
3.利用者の読書事実、利用事実は、図書館が業務上知り得た秘密であって、図書館活動に従事するすべての人びとは、この秘密を守らなければならない。
第3 図書館員は利用者の秘密を漏らさない。
図書館員は、国民の読書の自由を保障するために、資料や施設の提供を通じて知りえた利用者の個人名や資料名等をさまざまな圧力や干渉に屈して明かしたり、または不注意に漏らすなど、利用者のプライバシーを侵す行為をしてはならない。このことは、図書館活動に従事するすべての人びとに課せられた責務である。
に抵触しないか?
まぁ、どこの図書館なのか言っていない分からないと言えばそれまでだけど・・・。
元増田だけど。
予想外の方向にレスが延びてて驚いた。
まあ、痛いニュースごときに期待するのが間違ってるんだろうな。
こいつら、これを職場の女性だの女上司だのに言えるのか?とかも思ったけど、
http://anond.hatelabo.jp/20081224132316
BLを書庫に云々じゃない方向で叩いてないか、元記事は。
つか、殆どの腐女子はちゃんと隠れてるよ。
書庫から出したのだって(記事を信用するなら)図書館員の判断だろ?
市民団体が突っ込んだのだって、「18歳以下に貸し出さない」の部分だし。
id:y-yoshihideさらりと男性向けエロのせいで女性が性犯罪の被害を受けるから排除するのは当然というようなとんでもを言われるとちょっと
そういう風に取れたかな。
一歩間違えば痴漢にあった挙げ句に、「スカートが短くて」とか「誘ってた」とか言われかねない女性が、男性向けエロに過敏に反応してきゃあきゃあ言うのはまだ分かる、くらいの意図だったんだが。
それに対して元記事の奴らは別に「後ろ姿がエロいんだよ」って言っていきなり掘られたり、唇奪われたり痴漢されたりするわけじゃないだろ?
なのに「俺の後ろを狙うなよ」とか言ってるやつまでいて、馬鹿かと。
ファンタジーとリアルの区別が付いてないって告白してるよなものじゃないか。
……まあ、ネタなんだろうけど。
月に約30冊のペースで図書館にリクエストしてました。それこそ様々な本を。
新刊で気になる本はもちろん全てリクエスト出すくらいのペース。
自分で買うにはちょっと高い本、マルクスの「資本論」もそれで読んだし、上野千鶴子の「家父長制と資本制」のような買うと高い本もそれで読んだ。
フーコーとかも高いよね。社会人には買えるかもしれないが、高校生が買うにはちょっと高いんだ。本当に図書館と図書館員には感謝してる。
絶版本をリクエストしたら、近隣に無い場合は国会図書館から取り寄せてくれる。図書館は素晴らしい社会インフラ。
もちろん、それだけリクエストしてたら、様々な本が入るんだけど、もちろん全部答えてくれた。
デヴィッド・ハミルトンとか、ロバート・メイプルソープの写真集とかも普通にリクエストしてたけど普通に入れてくれたよ。
デヴィッド・ハミルトンはもちろん思春期の少女のえっちぃソフトフォーカスな写真がいっぱい載ってるようなものだし、
メイプルソープはわいせつ物にあたるかどうかで最高裁まで争われるほどのものだったけど。
その当該の「脳の失敗」騒動の大本になったエントリのブクマコメは、消したんだよ。まあ、d:id:hokusyuとd:id:Romanceの品性の低さはいまさら消せないけどな。
「図書館員はホームレスに奉仕しろ!あたしはやってるぞ!」っていうのを「さりげなく」アピールしたのもこの二人だし、まあ、呆れる他ないな。
やつれた身なりの男は突然演説の方向を転換し、唾をとばしながら叫ぶ。
周囲に群がる似たような姿の男たちはどっと笑いながらうなずく。そうだそうだ!という短い同意の声のなか、演説は続く。
「全ての美人司書は黒のタイトスカートをはいて通常配備されるべきである!」
集団の後方で頭を下げていた男たちがはっと顔をあげる。さっきまで「ホームレス追いだし反対!」という趣旨の演説が続いていたはずだ。けだるそうにしていた後ろの男たちは久しぶりに目が覚めたような顔をした。雑誌コーナーのソファからこの集団の様子をちらちら見ていた僕も思わず声の主を見つめた。
黒のタイトスカート、この言葉に刺激されて僕の頭にも一人の美人司書像が浮かぶ。黒のタイトスカートに白のボタンシャツ、メガネをかけて髪を後ろにまとめた一人の美人司書。静かに体を伸ばして上の棚に返却された本を戻している。彼女はこの館に欠かせない存在。伸びた足を包むタイツは図書館中に敷かれたカーペットの延長かと錯覚するかのような自然さ、そんな風景を目の奥で楽しむ。ただし、この館には類似品すら存在しない女性だ。
気がつくと演説は終わり、男たちがぞろぞろと通路を引き返している。あの言葉は演説の終盤だったらしい。僕はちっとも読み進まない週刊ポストをラックに投げ込むと彼らのあとを追いかけた。
彼らは玄関先の喫煙コーナーでたむろしていた。僕は彼らから少し離れてタバコに火をつけ、さりげなく聞き耳を立てた。
Aさん「美人秘書?そいつぁいいなぁ」、どうもシショではなくてヒショと言っているように聞こえる。
それに合わせてBさん、「ああ、ちげぃねぇ。だいたいなぁ、おれぁ、」
ここからBさんが大声で自論を語り始めたので、集団のざわつきが急に途切れた。一方的に主張と不満を一緒に押し付けてくるような大声に僕は圧倒されるような気分になり、すぐに心の隙間をふさいだ。愚痴と泣き言は心の水漏れ、亡くなった祖母の口癖が思い浮かんだ。
Bさんは周囲のみんなに対して会話のキャッチボールで言うところのワイルドピッチを繰り返していたが、なんとか一人、話の合間に割り込んだようだ。その声はあの演説主のCさんだった。大男のBさんに比べてCさんは小柄で髪も薄いが目に光が入っていて一回り大きく見える。
C「そうだな、そのとおりだな! ところで知ってるか、図書館員は三種類に分類される」
Bさんの勢いが止まる。即答できず、思わずCさんの顔を見た様子だ。周囲も、外野の僕も同じようにCさんを見つめてしまった。
「図書館員は三種類いる。美人司書か、女の司書か、それ以外か、だ」
周囲がどよめき、笑いが漏れる。続けて彼は言った、
C「人間も三種類に分類される」
また空気が硬くなった。人間の定義なんて誰でも多少は思案したことがあるはずだ、彼の言葉を待つ。
C「家のあるニートか、家のないニートか、それ以外か、だ。つまり、、、こうだ。」
周囲が沈黙し、言葉を待った。唇を忙しそうに舐めて言葉を捜しながら彼はこう言った。「つまり、、、えーと、だれか、タバコ持ってないか?」
一瞬、周囲の動きが止まった。その後、殺していた息を吐きながら各自がポケットを上から触っていく。Cさんは自分の頬肉を甘噛みしながら彼らのブロックサインのような動きを眺めている。彼らの表情と動作は会話のキャッチボールで言うところの「外せ」だったように見えた。つまり、タバコはあまり人にあげたくないということだ。いつものこと、いつもの反応なのかもしれない、それを見越してCさんはその隙に言葉をさがしているようだ。
「タ、タバコならあります、が、、」思わず僕は声をかけてしまった。Cさんも驚いた顔をしていたが、なによりびっくりしたのは僕自身だった。
図書館ホームレスについてナンセンス記事を書いてたのに気がついたら自分の記事をノベライズしていた、興味ある人がいたらつづき書くかも。後学のため誰か批評してくれるとありがたい。
人の指図を受けてまで働きたくないとか寝言ほざいているから
人の指図を受けてまで支援センターに行きたくないとか寝言ほざいているから
図書館員に注意したら殴ったりできるんだよ
ほほう、無視できるものなら無視してもらおうかwww
はいはい、正義気取りのクズは「彼らも悩んでる」と言った時点で頭の中から
他人の迷惑を捨象出来るんだから楽でいいよね。
彼らのようには悩まないお前こそが、図書館員の悩みを無視してるんだよ。いい加減分かれカス。お前は図書館員を代弁なんかしてねーよ、まったくな。
http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20080902/p1
じゃあ図書館の手は真っ白なの?
彼が言うには、運営上の理由からホームレスを嫌悪してること自体は真っ白じゃないんだよ。お前さんの考えは違うんだろうがな。
もちろん、ホームレス問題を現場の図書館員がどうできるものでもないから、結果的には出て行ってもらうしかないケースも多いだろう。でも、それがまずいことであるという認識くらいは最低限持ってないと困る。もちろん、彼らだけの責任ではなく全市民の責任なんだが。
要するに事はもっと大きなホームレス問題なんであって、図書館だけでどうにかしろなんてのは元々無理だし、図書館から追い出すということだけを主張するのも間違いなんだよ。
排除されるべき汚物だの、ホームレスの生存権より図書館の快適さが優先されるだの、よくまあ言えたもんだ。少なくともこの人はそういう意見には賛同せんと思うがな。
図書館の崇高な目的のためにホームレスを切り捨てる判断を大人のものとは思わんがなあ。ブログとかの図書館員でさえ、切捨ての論理に素直にうなずいてはいないだろ。だから苦しんでるわけで。
路上に追い出すのは、まずいのは絶対まずいんだよ。その辺まるっきり換算しないお前の論法をこそ幼児的と評したいところだがな。
分かったよ。いやアホな挑発書く奴がいるからさ。
テメエの職場について語ってる図書館員の立場なら分かるが、ただの利用者が自分の家のことみたくしゃべるのを聞いてるとちょっとな。
ま、やるなら明日やろう。用事あるんで。
書き忘れてたけど解答しとく。
俺んちにホームレスが来たら、さすがに迷惑なんで、出てってもらう。
玄関先に出して、ネットでどこか受け入れ先でも探してやるくらいはするね。
路銀がないってんならそのくらいは出してやるよ。でも部屋には住まわせられないな。
それと、自分の部屋でもない図書館でたまたまホームレスがいた、ということとを同じには考えないね。俺には俺が占有できる空間があって、図書館ではそうではないからだ。一国民一市民として、公共の場にいるホームレスを追い出そうなどとは思わないね。そういう苦情を図書館に入れて対応させようとするのも、追い出してるのと同じだから俺ならやらない。
やつれた身なりの男は突然演説の方向を転換し、唾をとばしながら叫ぶ。
周囲に群がる似たような姿の男たちはどっと笑いながらうなずく。そうだそうだ!という短い同意の声のなか、演説は続く。
「全ての美人司書は黒のタイトスカートをはいて通常配備されるべきである!」
集団の後方で頭を下げていた男たちがはっと顔をあげる。さっきまで「ホームレス追いだし反対!」という趣旨の演説が続いていたはずだ。けだるそうにしていた後ろの男たちは久しぶりに目が覚めたような顔をした。雑誌コーナーのソファからこの集団の様子をちらちら見ていた僕も思わず声の主を見つめた。
黒のタイトスカート、この言葉に刺激されて僕の頭にも一人の美人司書像が浮かぶ。黒のタイトスカートに白のボタンシャツ、メガネをかけて髪を後ろにまとめた一人の美人司書。静かに体を伸ばして上の棚に返却された本を戻している。彼女はこの館に欠かせない存在。伸びた足を包むタイツは図書館中に敷かれたカーペットの延長かと錯覚するかのような自然さ、そんな風景を目の奥で楽しむ。ただし、この館には類似品すら存在しない女性だ。
気がつくと演説は終わり、男たちがぞろぞろと通路を引き返している。あの言葉は演説の終盤だったらしい。僕はちっとも読み進まない週刊ポストをラックに投げ込むと彼らのあとを追いかけた。
彼らは玄関先の喫煙コーナーでたむろしていた。僕は彼らから少し離れてタバコに火をつけ、さりげなく聞き耳を立てた。
Aさん「美人秘書?そいつぁいいなぁ」、どうもシショではなくてヒショと言っているように聞こえる。
それに合わせてBさん、「ああ、ちげぃねぇ。だいたいなぁ、おれぁ、」
ここからBさんが大声で自論を語り始めたので、集団のざわつきが急に途切れた。一方的に主張と不満を一緒に押し付けてくるような大声に僕は圧倒されるような気分になり、すぐに心の隙間をふさいだ。愚痴と泣き言は心の水漏れ、亡くなった祖母の口癖が思い浮かんだ。
Bさんは周囲のみんなに対して会話のキャッチボールで言うところのワイルドピッチを繰り返していたが、なんとか一人、話の合間に割り込んだようだ。その声はあの演説主のCさんだった。大男のBさんに比べてCさんは小柄で髪も薄いが目に光が入っていて一回り大きく見える。
C「そうだな、そのとおりだな! ところで知ってるか、図書館員は三種類に分類される」
Bさんの勢いが止まる。即答できず、思わずCさんの顔を見た様子だ。周囲も、外野の僕も同じようにCさんを見つめてしまった。
「図書館員は三種類いる。美人司書か、女の司書か、それ以外か、だ」
周囲がどよめき、笑いが漏れる。続けて彼は言った、
C「人間も三種類に分類される」
また空気が硬くなった。人間の定義なんて誰でも多少は思案したことがあるはずだ、彼の言葉を待つ。
C「家のあるニートか、家のないニートか、それ以外か、だ。つまり、、、こうだ。」
周囲が沈黙し、言葉を待った。唇を忙しそうに舐めて言葉を捜しながら彼はこう言った。「つまり、、、えーと、だれか、タバコ持ってないか?」
一瞬、周囲の動きが止まった。その後、殺していた息を吐きながら各自がポケットを上から触っていく。Cさんは自分の頬肉を甘噛みしながら彼らのブロックサインのような動きを眺めている。彼らの表情と動作は会話のキャッチボールで言うところの「外せ」だったように見えた。つまり、タバコはあまり人にあげたくないということだ。いつものこと、いつもの反応なのかもしれない、それを見越してCさんはその隙に言葉をさがしているようだ。
「タ、タバコならあります、が、、」思わず僕は声をかけてしまった。Cさんも驚いた顔をしていたが、なによりびっくりしたのは僕自身だった。
図書館ホームレスについてナンセンス記事を書いてたのに気がついたら自分の記事をノベライズしていた、興味ある人がいたらつづき書くかも。後学のため誰か批評してくれるとありがたい。
今回の議論に参加するなら、やはりホームレスがどのように生存権を脅かされているか、その「現場」を知っていなくてはならないと思う。まさにいまは非常の時で、図書館員を責めるわけではないが、図書館員も人間である以上、ホームレスの生存権をまもるために、行動するべきではないか。図書管理などの「職務」よりも、「人間」としての「義務」が優先されるべきだと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20080902230106
このエントリーにもあるとおり、現場でホームレスを支援して、それで考えた末の意見の開陳であるのを、ただ「お花畑のブサヨクが非現実的なことをほざいている」かのように「誤読」している読者が多すぎはしないだろうか。あまりネガティブな表現はしたくないが、どれだけ国語力がある人がはてな界隈に少ないか、失望してしまう。
しかしまぁ、図書館とホームレスの一件は実にはてサらしい斜め上っぷりだったなぁ。
はてサがよくやる
「こんな気の毒な人がいるなんて、なんてひどい世の中なんでしょう!! あなたたち(←ココ笑うところ)
助けてあげなさいよ!!」
を地でいってるよね。
「あなたたち」の内容は国、自治体、大企業、金持ち、その他諸々。重要なのは絶対に自分ではないということかな。
自分がなにか現実的な労力を払うことは一切無いんだよね。それは他の誰かの役割だから。
今回はたまたまそれが図書館だっただけ。「図書館が助けてあげればいいんじゃん!!」みたいなね。
まぁ「助けてあげればいいんじゃん?」ぐらいなら、同じバカでもまだ可愛いもんだが、はてサの場合は
「図書館が助けるべき!!その義務がある!!そうに決まってる!!それをしないのは人権侵害!!
この提案を理解出来ないのは差別主義者!!この提案を否定するのも差別主義者!!」
ぐらいの勢いだからなぁ。マジで頭が逝ってるとしか。ホームレスを救済するにしても色んなやり方、救済の是非についても
色んな視点があるだろうに、自分視点の意見以外のものを一切認めないのがなんともこう、ああはてサだなと。
まして自分は図書館員の抱える苦労を軽減するにはなにひとつしていないし、するつもりも無いだろうのに、
この「世を憂える正義の闘士」気分は一体なんなんだろう、と時々深い疑問にとらわれるよ。
思うに、はてサのそういう暴論というか、身勝手で視野の狭い提案の押し付けを正当化(はてサビューで)してるのは
前段の「こんな気の毒な人がいるなんて、なんてひどい世の中なんでしょう!!」の部分だと思うんだよね。
この気付きがあり、それを支える「正しいこと」への深い理解があるからこそ、自分は愚かな大衆に「正しいこと」
を啓蒙し、その具体的な行動を指示する特権的な立場にいる。愚かな大衆はその指示を有り難く受け入れる義務がある。
そして、その気付き、「正しいこと」への理解という特権をもっているのは自分たちだけなのだ、というような。
大雑把に言えばそういう世界観で生きてる人たちなんだろう。
他の大抵の人にもその気付きはあるのかもとか、気付くだけではあまり意味がなくてその結果なにをどうするのかが重要
であり、それはそんなに簡単に答えの出るものではないとか、そもそもその気付き自体が間違っていることもあるのかも
しれないとか、そういうことを考えもしないんだろうなぁ。
「くさいから排除しろよ派」と「目的外利用はよくないよ派」は統合出来ると思う。
どちらも利用効率が低下する事を懸念しているわけだから。
※ごめん、早とちりで「1と3」なんて書いたけど正しくは上記の通り。
つか図書館って禁煙じゃなかったっけ。騒音にしても歩く音ぐらいは誰も気にしない。臭いだって程度問題。
それに加えて物理的に設備や資料が汚れるリスクもあるから。自分が全身にウンコ塗りたくって図書館に
乗り込んで手当たり次第に資料設備を利用したら周囲はどう思うかとか、そういう極端なケースで考えればわかりやすい。
問題なのはホームレスの皆さんだけではないよ。もちろん問題のないホームレスだって存在しうる。
というかね、ホームレスに悩まされている図書館員だって「あなたホームレスですか?」なんて一々聞かない。
要するにホームレスっぽい、見るに堪えない外観で、不衛生で、悪臭が立ちこめて、といった人達がそう呼ばれているだけじゃないかな。
http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20080902/p1
なんか現役の図書館員(?)の人が、きれいごというな、そんな理想論は現実的じゃない、とか言ってるみたいだけど。
その批判の槍玉にあがっているのはこれだよね。
http://d.hatena.ne.jp/Romance/20080830#p1
だけど、今回炎上したもともとのエントリを書いた人も、それなりの現場を知っている人みたいだよ。
たまたま見つけたんだけど、みんなに知ってほしいのでここで紹介します。
私は、野宿者支援団体に所属して夜回り活動やってるんだけど。小便垂れ流しで道端に倒れてる糖尿病の野宿者に肩貸して車に乗せて福祉施設に引き継いだりしてるんだけど。
http://twitter.com/choco_romance/statuses/905367611
http://twitter.com/choco_romance/statuses/905368877
ね、「きれいごと」とか批判されたこの人も、それなりに現場を知って、それでも理想を目指そうと語っているんじゃないのかな。それを安易に、「差別者」呼ばわりするのって、そっちのほうが差別じゃないかと思うんだよね。卑劣だと思うよ。これ。
http://d.hatena.ne.jp/m-bird/20080901/1220298117
この人こそ、なんの現場を知っているっていうの?「問題をずらしている」のはどっち?
そりゃ現在、現場で勤務している図書館員の人たちを批判しようとするわけじゃないけれど、それで理想を語っちゃいけないのかな?たまたま炎上元のひとのつぶやきを見つけたから、そんな疑問を感じた。
追記
http://anond.hatelabo.jp/20080903002146
これも自分が書きました。自分はRomanceという人ではありません。