俺はそんな社会になって欲しくないよ。
でもさ、「子供を労働力として提供して社会の富を増やしたかどうかが社会貢献である」ってそういうことだよね。
「障害者を生み出すことで社会保障コストを食い潰したなら、それは社会の富を奪い去る行為である」とならざるを得ないんだよ。
俺はそんな息苦しい社会は嫌だよ。
だから俺はさ、「子供を生み出すことこそが社会貢献である」なんて考えには反対なんだよ。
つまり、「子供を産むことと社会貢献は無関係である」って考え方をしている。
将来的に年金や保険っていう社会保障にガンガンライドしていく未来の老人として考えると無責任なこと考えてる気はする。
でもさ、嫌じゃん?
自分が子供作ったことに対して「凄いね!社会貢献してる!産めよ増やせよ!富国強兵!」みたいな話されるの気持ち悪いじゃん?(つうか、マジでキモかった。そういう戯言を今どきいっちゃうやつなんてせいぜい右翼や自衛隊ぐらいだと思ってたけど、普通に昭和生まれの人はデフォでこの考えなんだよね・・・)
まして自分が障害児を産んだ時に「裏切り者!国益になるから応援したのに国の負担になるとは!いい感じに殺してしまえ!」みたいな扱いをされたらもうそんな奴とは金輪際付き合えないでしょ・・・。
だから俺は絶対に自分の「子供を生み出すことは社会貢献とは無関係の行為である」って哲学を貫くよ。
もしかしたら突然大きな氷河期がやってきてこんなノンキな事言ってられない社会になるかも知れない。
そうなっても俺はこの考えを変えたくないよ。