2024-05-19

やりがい搾取され続けたアラフォー戯言

仕事が忙しすぎて恋人ができない」

仕事を優先することを理解してもらえない」

「会う時間を作れないし他人と暮らせる気がしない」

20〜30代の人たちがこういう話をしているのを聞いて、アラフォー増田は居た堪れない気持ちになった。

自分が通ってきた道すぎるし、そんな風に若い時間仕事に費やしたところで、自分に返ってくるものなんてほとんどないことを、私はもう知ってしまった。

仕事やりがい見出したところで、搾取される一方なのだということを、ゆるやかに悟るだけのこの20年余りだった。

大企業などに勤めていたらなおのこと、給料保険保障されるかもしれないが、仕事の成果は会社しか帰属しない。

それで私は会社勤めを10年足らずでドロップアウトしてフリーランスになり、奇跡的に理解のある配偶者出会い結婚にも至ることができた。

フリーランス会社勤めに比べて自分の成果が自分に帰るし、逆に不評をかったところで自分責任なので、自分裁量仕事を受けたり受けなかったり調整もできる。なのでなんとか生きていけている。

それでも仕事やりがいを捧げていた割には、仕事自分にとって身のある成果など特に残っていない。

誰かの成果の下支え程度でしかなく、それを嗅ぎつけてまた搾取したい人が寄ってきているだけだ。

それを搾取されすぎない程度に防御しながらいなして仕事してるのが今だ。

そんな風に仕事に自らを捧げたところで、仕事貴方に何も残しちゃくれないよ。

ゆるやかにやりがい搾取され続けるだけだよ。

などと言ったところで、老害の鬱陶しい説教しかならないことはわかっているので言わない。

所詮成果を残せなかった程度の能力の奴の宣うことだとはわかってる。

でも、さっさと生き方見直した方が生きやすくない?とは老婆心に思ってしまう。

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