今日アップされたニッセイ経済研究所のレポートだが、ついに大手の研究所からこういう意見が出てくるようになったか…と驚いた
以下の意見をまとめると、少子化対策に金を注ぎ込んでも子供が産まれないからもう一度考え直して社会構造を人口減に合わせた方が良くない?っていう趣旨である
ネットではよく言われてたがついにリアルでもこの意見が主流になりそうな兆候が出てきてて感慨深い
実はこの10年ほどの間に少子化対策の予算が2倍近くになった国がある(2013年度と2023年度で比較)。それは日本だ。それにもかかわらず出生率は低下を続けている。現実的に考えれば、2025年に実現するとされている希望出生率1.8の達成は見込めそうにない。出産可能年齢の女性の数が大きく減り(「1.57ショック」が話題になった1990年と比べると約700万人の減少)、今後もさらに減少していくと見込まれることを併せて考えると、出生数の回復は出生率以上に厳しい状況にある。
少子化対策をめぐる議論では財源確保の問題ばかりがクローズアップされるが、はたして予算の「倍増」によって所期の目的を達成することができるのか、それは費用対効果に見合うことなのかを改めて考えてみることが必要だろう。人口減少を前提に、社会の仕組みを変えていくことに政策の重点を移すことと比べた場合の得失も冷静に見極める必要がある。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=76757?site=nli
貧困国ほど出生率高いんだし利権目当てなのは最初からわかっていた