アラサーくらいから「どんなふうに歳をとるか=どんなふうに死ぬか」考えることが増えた。
理由のひとつに、加齢とともに趣味にかけられる時間と体力がジワジワと減ってきたことがある。
仕方の無いことだとわかっているので、筋トレしたり工夫して時間を捻出したりの努力はしている。
だけどここからアラフィフ、アラ還……と時間が経過したとき、自分にどれだけのものが残っているのかなァと考える。
たぶんいまより読める書籍の量は減るだろうし、病気だってする。
なるべく元気でモチベーションのあるうちに沢山遊びたい。
そしてできたらそういうデバフが盛り盛りになる前におおよその子育てをひと段落させたいな、なんて思う。
知力と体力のあるうちに子どもをとりあえず育て上げて、独り立ちさせたら邪魔にならないように暮らしたい。
実親が大病してまあまあ大変だったので(既に故人)、もし自分が似たような病気などになったとしたら緩和ケアだけして死にたい。適切な治療をして延命することに差し引きで価値が見いだせそうなら治療をするかもしれないけれど、胃瘻とか呼吸器とか生命維持装置とかやめてほしい。
子どもを育てているうちは健康に気をつけて長生きを目標にしつつハッピーに生きたい、けれど闇雲にただ生きたいわけじゃないっていう。