従業員数300人ちょいの中小子会社でペイペイ管理職をしてる。中小と言いつつ親がデカデカJTCメーカーで各地に拠点があるせいで、本社は東京だが時々地方転勤がある。片道ではなく大体数年単位のプロジェクト区切りで戻って来るんだけど。
数年限定とはいえ、弊社もここ数年例に漏れず転勤を拒否して転職してく人がポロポロ出て来はじめた。どうしたもんかと天下り役員達が頭を捻った結果、一昨年ごろから転勤したら一階級上げるよとニンジンをぶら下げるようになった。
うちは担当→副務→主任→•••という節目の昇進は社内試験が要るが、各階級の中の段階はほぼ年功序列で上がるという制度だったから、その年功序列部分を転勤時に一個上げるという形。厳密には年功序列ではなく上長の評価で昇格するという規程(とはいえJTCなのでほぼ年功序列)だから、ルール上は問題ない。
もちろん給料もその分上がる。
これで多少は若手の転勤忌避も薄れるかと期待されたんだが、結果的にこのやり方は弊社では全然上手く行ってない。
転勤嫌な人は一段階上がる程度じゃ焼け石に水で、逆にタイミングの問題で新制度になってから一度も転勤が当たらない人からは昇進に差をつけられて不満が出る。
さてどうしたもんなんだろうな。地方の工場を東京からリモートで見ることも出来ないし転勤はなくせない。現地採用も頑張ってるが地方はそもそも人がいない。
他の会社さんも似たような状況なんだろうか。