2023-02-26

anond:20230226122257

西山昏睡レイプの件が明らかになってから弁護人以外擁護してなかったでしょ

週刊新潮』が不倫関係スクープした。4月15日起訴された容疑者両名の起訴状で東京地検特捜部検事佐藤道夫が、「ひそかに情を通じ、これを利用して」と2人の男女関係暴露する文言を記して状況が一変した。起訴状提出の当日、毎日新聞は夕刊に「本社見解とおわび」を掲載して「両者の関係をもって、知る権利の基本であるニュース取材制限を加えたり新聞自由を束縛するような意図があるとすればこれは問題のすりかえと考えざるを得ません。われわれは西山記者の私行についておわびするとともに、同時に、問題本質を見失うことなく主張すべきは主張する態度にかわりのないことを重ねて申述べます」としたが、実際は以後この問題の追及を一切やめた[注釈 2]。4月16日作家川端康成自殺して各紙の注目は遷移した。

その後、『週刊新潮』が「“機密漏洩事件…美しい日本の美しくない日本人”」[注釈 3]と新聞批判論調で大きく扱い、女性誌テレビワイドショーなどが「西山女性事務官はともに既婚者ながら、西山は酒を飲ませて強引に肉体関係を結び、それを武器情報を得ていた」と批判を連日展開し、世論西山女性事務官非難する論調が多数となった。裁判の審理も男女関係と機密資料の入手方法に終始した。

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