2022-07-30

anond:20220729213329

読んでみたけど、MMTの基本の「現代においての通貨政府負債自国通貨建て国債では財政破綻しない」という点は揺らいでないよね。

外貨借金から財政破綻するし、「実物に由来するインフレなんてのは、貨幣をどういじろうとどうにもならない。」と言うのはそうだとも言える。しかし、実物に由来するインフレ生産を増強していれば防げる。

ケインズ主義否定されたのも、1970年スタグフレーションオイルショックアメリカの経常赤字1970年時点では石油に変わるエネルギはー殆どなかったのと、アメリカの経常赤字ベトナム戦争反動

から政府自由にすれば良いという新自由主義が生まれたのだけど、一度財政危機を迎えると緊縮財政思考も相まって二度と経済回復しないし、近視眼的費用対効果を求めて基礎研究、応用研究破壊するし、その一方で空虚イノベーション起業だと叫ぶだけ。

事実上餌にできる鴨よ来たれと言うようにしか見えない。今の日本新自由主義30年の結末。

まずインフレにして設備研究投資が起きる状態にすること。次に政府が長期的視野に立って基礎研究、応用研究に金を出すことでしか供給を作れないし、実物に由来するインフレの防止や、外貨借金から財政破綻回避できないよ。

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